生まれて初めてNHK大河ドラマを一年通して観ました。
「真田幸村」を取り上げるとなっちゃあ、観ないわけには行きません。
30代のころ、勇猛果敢な幸村が好きでしたから。
その後、池波小説を読むうちに、真田信之の凄さを知って、「腑抜けって言ってごめん!」と信之も好きになりました。
演出がちょっとやり過ぎかなと思う点もありましたが総じて納得のいくドラマだったと思います。
役者それぞれが得るものがあったような。
特に挙げるは大泉洋。
いやさ、洋ちゃん。
「水曜どうでしょう」は、全国区になる前に札幌の友人にビデオで宣教され、見続けています。
あの洋ちゃんが一人前になって・・・
「赤鼻のセンセイ」演った時も「救命病棟ナントカ」を演った時も、叔母ちゃん(血縁関係はありませんw)心配だったもの・・・。
その洋ちゃんが・・・。
あ、書きたかったのはウチの三男坊(すいません、赤の他人ですw)のことではなく、
ドラマでの幸村(信繁)の最期。
池波小説でも寺で佐助の父に看取られ亡くなるように描かれていて、この説に則っているのだなと思いましたが、このドラマにおいては自害はいけません。
なぜーー、なぜ、自害させた三谷ーー?
あんなに 生きる と言い続けた幸村が自害をするなんて。
せめてもっと深手を負っている様子だったら・・・。
敵に首を渡さないためなのか。
あれだけ素晴らしい脚本を書いた三谷さんなのに、なぜ最後の最後に幸村らしくないことをさせたのか。
残念極まりない。
でも最後に、幸村が最期を迎えるときにも、
皆の人生は続き、物語が紡がれていくとの描写は本当に素晴らしかった!