知らぬ間に食べているより転載
2020年5月13日
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肉は「対人販売」の店で買う と安全性を高めることができます。
BSE (牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病) の発生、牛肉産地偽装と、私たちの食肉への不信は頂点に達した。
「もう肉は食わない」と、ベジタリアンにでもなれれば話は簡単だが、そうもいきません。
肉は「対人販売」の店で買う
ではどうすればいいのでしょうか。
まず、肉の表示は信用するべきではありません。
スーパーでもデパ地下でも、肉やハムなど加工品を国号っときは、出店して対人販売している精肉店のものを買うことです。
そうした店がないところでは、パックされた商品を買わざるを得なくなります。
そういうときは、牛肉の場合、サシ(脂肪)の部分の色をよく見ることです。
白いほど国産牛(和牛)の確率は高くなります。
逆にピンクっぼいものは、「国産牛」と表示されていても輸入牛肉の場合が多いので要注意です。
豚肉の場合は、国産豚肉に多いが、水で増量しているものがあることは「ハム」の項でも説明したとおりです。
食肉処理場で解体された後、目方を重くし高い値で小売店に売るために、食肉卸業者が肉のブロックに注射器で水を注入します。
注意してみると、冷凍パックでも手に取って斜めに傾けると、パックの中に水が溶け出しているものがあります。
溶け出した水分が少し赤ければ、それは豚の血液であり問題はないのですが、透明な液なら「増量豚肉」の可能性大です。
そんな商品が置いてあるスーパーでは、他の肉もあやしいので買わないことです。
豚肉は牛肉ほど肉によってのバラツキはないので、いい豚肉は選びやすいと、ある精肉店の店主は口を揃えます。
「肉の色は淡いピンクでツヤがあるもの、脂身は白か乳白色で少し粘り気があるもの、それと赤身と脂身の境がはっきりしたものが良質でおいしい」ということです。
また、ミンチ肉を買うときに一番間違いがないのは、精肉店で売られている肉をその場でミンチにするよう頼むことで購入します。
魚の場合は、生の切り身や照り焼きなどの加工品は食べないように心掛けましょう。
味付けをするということは、その魚が古い、問題があると考えるべきでしょう。
たとえば「黒豚肉」で言うと 4 % の希少品種」が全国で売られているのはおかしい?と感じることが大切です。
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