知らぬ間に食べているより転載
2020年01月08日
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イカ 国産 を購入すれば安全 です。
総量ベースで見ると漁獲量1位は北海道で75,681トンと全国の33.2%を占めています。 北海道では函館のイカ漁が有名です。
2位は青森県で46,541トン。
3位以下は石川県、長崎県、岩手県と続いています。
イカを購入する際には、北海道産 石川県産 長崎産 岩手県産 を購入するのが間違いないでしょう。
青森県で一番多く漁獲されているのが スルメイカ で、最も重要な漁業資源のひとつとなっています。
フェイク(模造)食品が多い イカ 国産 を選ぶ
イカ 国産
日本人が好むスルメイカ、ヤリイカ、スミイカなどが日本近海から姿を消してしまいました。
スーパーで国産のイカをほとんど見なくなりました。
それでも、スーパーの鮮魚売り場でも寿司屋でもイカが切れることはありません。
実はそのほとんどはアフリカやイタリアで獲れたモンゴウイカの冷凍品です。
ヨーロッパのほぼ全域(ノルウェー~地中海)、アフリカの西岸から北岸(地中海)にかけて生息しているモンゴウイカの冷凍品です。
大型のコウイカ類で、体重は 4kg に達します。
背中には波状の縞模様をもつ。
水深 100 m以浅の海底に住み、魚やエビ、カニなどを餌としています。
モロッコからセネガルにかけての北西アフリカ沿岸が主要漁場で、トロールで漁獲される。アフリカから輸入され、モンゴウイカの名で流通するのは主に本種。
身は厚く柔らかで、ねっとりした甘さがあり、刺身、寿司種、天ぷらに向きです。
下足(ゲソ)は身がぷりぷりとよく締まっており、焼いて食べるのが一般的です。
げそのフライや天ぷらはこのモンゴウイカを使用されています。
アフリカやイタリアで獲れる モンゴウイカ はイカには違いありませんが、胴の長さが 30 cm もある大型のイカです。
身は肉厚で、味は大雑把、スルメイカの昧には遠く及びません。
ちなみにスルメイカは昔から親しまれてきた食材のひとつで、刺身など生食の他、煮てよし、焼いてよし、そして揚げてもよし、さらには干物にしてすこぶるよしと、手頃な価格で買える海産物として庶民生活には欠かせない存在となってっきました。
スルメイカの旬は 6 ~ 11 月 です。
スルメイカ は低脂肪、低カロリーで良質なタンパク質の宝庫です肝機能の働きをアップされるといわれるタウリンを多く含みます。
体内に蓄積されたコレステロールと結びつき、体外への排泄をうながす働きもあります
ところが、このモンゴウイカも、今や「高級食材」に仲間入りしつつあるのです。
代わって最近、増えているのが、タイなど東南アジアで獲れた小型のイカです。
これはもともと風味が薄いのですが、皮をむいて殺菌する過程で、さらに味が薄くなってしまいます。
そこで、イカの味に近いアミノ酸調味液に浸し、人工的に味を付けます。
「イカそうめん」などは、こうして味付けされた東南アジアのイカが使われています。
イカの「フェイク(模造) 食品」も多数あります。
アミノ酸調味液だけでなくその他リスクも懸念されます。
「イカ風味フライ」などはその代表例。
原料はスケソウダラのすり身、でんぷん、ラード、卵の自身、化学調味料など。
要するに、冷凍スケソウダラのすり身に各種化学調味料、でんぷんをこね合わせて、つるつるした舌触かもりは卵の自身を使って醸し出しているのです。
1000 円 以下の仕出し弁当に入っているイカリングは、フライにしろ妙めものにしろ、大半はこのフェイク食品と見たほうがよいでしょう。
味はイカそのものですが、フェイク食品です。
安全な購入方法
スーパーで刺身用の イカ を買うときは、調味液につけていないものを選ぶようにします。
調味液につけてあるものは、イカ の珍味と同様の商品と思うことです。
イカそうめんは添付されているタレは使わないほうがいいでしょう。
塩分が濃いし、酸化防止剤などの添加物もかなり使われています。
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