オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア サウナ事情

2021-02-24 12:20:46 | 健康

オースとラリアでは、日本人の様に、毎日お風呂に入るという習慣も無く、

お家に折角、バスタブがあったとしても、浅くて大きくて、暖まりにくい上、追い炊きも出来ず、

不経済なので、サウナに行くのが私の日課となっています。

ですので、今日はサウナのウンチクを垂れてみたいと思います。

日本のスポーツクラブに行くとサウナが大好きなサウナ族が必ずいらっしゃいますが、

オーストラリアでも、やっぱり同じようにいらっしゃいます。

そして日本と同じで、中で仕切る人がいます。

それはたいてい、少し年配のおばさんで、牢名主の様に、一番高いところを陣取って、

入ってくる人に、色々と指示をします。



もし先に知らずに、牢名主の場所に座ったりしたら大変です。

恰好の非難の的になって、タオルを使えとか、服を脱げとか、スリッパを脱げとか、

まあ、モットもなんですけど、それも言うことが無いと、何か探して何か言ってきます。

以前いたアパートで、60歳くらいのエミリーという女性ですが、



以前はサウナで働いていたことがあるそうで、アパートのサウナその実力を発揮し、

サウナが汚いとか、温度が低いとか、ベンチが濡れているとか、

メンテナンスの人を叱り飛ばすだけでなく、

外部から、宿泊に来ている利用客や、ここに住んでいる住人に、

服着て入るな、とか、モノを持って入るなとか、子供がうるさいとか、色々言ってきます。

お互い良識ある大人なんだから、よほど目に余ることをしない限り、

放っておいたら良いのにと思いますが

中にタオルを置いたまま、少し外に出たりすると(水を飲みにいったりトイレに行ったり…) 

直ちにその人のタオルを勝手に外に放り出したりして、



だれかれかまわず、怒らせて、ケンカしています。

私も、中でストレッチをしていたら、するなと注意されたので、

一人の時にしていたら、隠れてしていると思われたのか、

いきなり飛び込んできて、、、”証拠を掴んだわ!”

と言っていきなり写真を撮られて、、、ああびっくりした! ヽ(°〇°)ノ

マネージャーのところにクレームとして持ってゆかれました。

で、彼女は、他人の写真を、許可無しに撮ってはいけないと警告を受けました。

嫌なおばさんだなぁ! と思っていたけれど、

実を言うと、最近、牢名主と化しているのは私です。

もっとも、タオルを使え、しか言いませんが、

私のお気に入りの場所が決まっていて、そこを取られると、イラっとします。

更に、のんびり入っているところに、突然入ってこられるのも、イライラっとして、

サウナに水をかけて、熱射攻撃し、おじさん、お兄さんたちを、早々に退散させてしまいます。

悪いですねぇ...すんませんねぇ...

…多分、おじさんには罪は無いんだけど、なにせ、

いきなり抱きつかれた経験が過去にあるもんで、、、

人格が崩壊してきている???

他にも、子供がラップしてる前を邪魔すると、イラっとして足引っ張って沈めたことあるし…

それとか、エレベーターがなかなか来なくて、人の見てない所で、ドア、蹴ったことあるし…

ああ、私何でこんなこと、ここで告白してますか???

人間は、老化して前頭側頭葉が委縮してくると、人格が崩壊してきます。

元気なボケ老人は、皆の迷惑だろうな、、、と思いつつ、

 

話を元に戻します。

私が日本に居た頃、サウナは、殆どが男女別で、まさに女性サウナは、女の戦場となります。

マッサージオイルでお顔をマッサージすることから始まり、

サランラップをおなかに巻いたり、おなかの脂肪をボディブラシでこすりまくる人もいます。

多きなビニール袋を着こんだり…まるで生ごみが置いてあるような風景となります、が、

今は、何が流行ってますか?

 

こっちのサウナの多くは、男女兼用なので、少し違った風景となります。

更衣室への入り口は男女別だったものの、外に出て、

プールサイドにあるサウナは男女兼用だと気づきそうなものなのに、

私の友人などはそれに気付かず、スチームサウナに

Tバッグ、小さなタオルだけの軽装備で入ったのですが、

スチームの中をよく見ると、横に座っているのは男性!!!w(°o°)w

男性が出たすきに、小さなタオルで胸を隠し、お尻を壁の方に向け、後ろが見えないようにし、

忍者のようにシャワーまでたどり着いたのですが、シャワーから出たら、その男性が

前で待っていたという、恐ろしい体験の後、

その男性と結婚に至ったと言うオマケ付きです。

 

何かと楽しいサウナ、汗を出しても、脂肪は減らないよ、と言うのがセオリーですが、

脂肪で太って見える人もいるけれど、水で太って見える人もいるのは事実です。

という話をすると、、、インストラクターとして信頼を無くすことが多いのですが、

大体、1日や2日で、体重の変動の激しい人と言うのは、大方が水に決まっています。

だって、脂肪1キロと言うとかなりのカサがあって、(水分は脂肪の3倍くらいの重さがあります)

脂肪が急に1キロも変動したら、

かなり体形が変わりますから…

1キロ脂肪燃焼させるなら、約7200Cal、2、3日のうちにフルマラソン2-3本。

私はそんなに走りたくありませんが、やりたいあなたは、やってみましょう!

しかし、せっかく1キロ落としても、人間の体には恒常性、という機能があるため、

急に落とすと、カラダが驚いて、元に戻ろうとして、必死で頑張りますから…

リバウンド。

そらもう、必死で頑張る体を止めるのは、並の努力では済みません! フフフフ...( ̄ー ̄)

又、

貴方が、炭水化物を減らして地味にダイエットして、体重が減ったとします。

貴方は、狂喜していますが、

炭水化物を減らすと、当然、体内のグリコーゲンが減ります。

グリコーゲン1gあたり、3gの水分と結合すると言われているので、減っているのは、

脂肪ではなく、水分であると言う事が、ダイエットし始めのころの事実でもあります。

水は0calで糖質も脂肪もゼロであるため、飲んだだけで肥満になることはないのですが、

しかし実際には、たくさん食べているわけでもないのにぽっちゃりして見えるという人もおり、

「水を飲んだだけでも太る」

「夕方の脚のむくみがひどい」人は、

「水太り」状態の可能性があります。

身に覚えのある方は、一度考慮なさっては?

新陳代謝が悪く、汗や尿として排出されるべき余分な水分が体に滞りやすい人は

水太りと言われる状態になります。

原因は、運動不足であったり、

筋肉量が少ない人であったり、

塩分を取りすぎていたり、

体が冷えていたり、

カリウムが足らなかったり、

女性の場合は、生理など、ホルモンの状況によっても、体に水分を貯めることが必要な時期もあります。

又、コーティゾルと言うホルモン。

このホルモンは、ストレスにさらされたときに出ますが、

このコーティゾルが慢性的に高くなると、コーティゾルは、体内保水を誘発するので

水が溜まります。

でも、「水太りするから」と水を控えてはいけません。

十分に水分を摂ることで体内の水分が循環され、問題解消されることが往々にしてあるからです。

サウナに入ったら、それで水が出て行って、痩せる、と言うのではなくて

サウナに入って、体の循環が良くなるからで、

水が出たり入ったりすることによって、

体は、水を貯めなくても良いんだという事を学びます。

だから、サウナに入る前も後も、水はしっかり飲まなくてはいけません。

例えば、アナタは定期的にお金が入って来るのを知っているから、

お金を使う事が出来るけれど、もしも入って来るんだか来ないんだか、分からなかったら、

出来るだけ貯めようとしませんか?

そういうと、

一度に水を1Lも2Lも飲む方がいらっしゃいますが、

人間の体は、いっぺんにそんなに沢山の水をためられないし、特に年取ればとるほど、

すぐに、出て行ってしまい、体は乾いてしまします。

すると、やっぱり体は頑張って、水をためようとします。

水は、出来るだけ頻繁に飲みましょう。

水分を摂ると体内では一時的に水分量が増えるため、それに伴い体重は多少増えますが、

代謝機能が正常であれば飲んだ分は汗や尿として排泄されます。

 

...おや???

と気が付くと、今日は随分長く書いていますね?

ですので、急ですがここで終わらせていただきます。

それでは。



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