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●さすがに「冬」です。とくにキャンベラは内陸にあるので、寒さがこたえます。何故に「内陸」に首都を持ってきたかといえば、「敵の侵攻」に備えるためだそうです。確かに、海岸線からおよそ100Kは離れています。そのため、気温も下がるというわけです。メルボルンの方が、南で寒いはずなのですが、海に近いせいもあって、7,8℃は高いようです。
さて、今日は視察5日目です。午前中、国会議事堂、首都展示館、戦争記念館などを視察しました。やはり、国としての責任として、すでに100年ほど前から「敵の侵攻」を考えて都市づくりをしていることに改めて認識を深めた。日本でも戦国時代には、城の立地場所や敵の侵攻に備えてそれなりの工夫をしていた。「戦争」を想定していたのだ。それを今更のように言われると現在の日本の脆弱さが浮き彫りになる。午後は、キャンベラからメルボルンに移動しました。距離にして600Kあまり。飛行時間は1時間余り。日本では名古屋から仙台あたりでしょうか。
夜中に緊急放送?がありまして、マレーシア航空機の撃墜というショッキングなニュースが入ってきました。マレーシア航空機は、以前にも行方不明機がありますからね。なぜマレーシア航空機がそういう目にあうのかよくわかりませんが、ウクライナ上空は飛行禁止になってなかったのでしょうか?紛争地域ですから、そういう配慮?があっても良かったのでは?と思ってしまうのは私だけでしょうか?ともかく、亡くなった方たちの冥福を祈ります。
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