🎥ラジュー出世する
原題 Raju Ban Gaya Gentleman
製作年 1992年
製作国 インド
配給 エスパース・サロウ=シネマサラ配給 (新日本映画社提供)
上映時間 159分
製作会社 シッピー・フィルムズ
≪解説 あらすじ≫
日本では43年振りのロードショー公開となるインド娯楽映画。ダージリンの大学で建築を学び、一旗揚げるため大都市ボンベイにやってきた青年が奮闘する物語。笑いあり涙あり、歌も踊りもありの娯楽大作。インドでは指定席入替制のため、公開と同時に一ヶ月先まで入場券が売り切れたと言われる。
ダージリンの大学で建築を学んだ青年ラジュー(シャー・ルク・カーン)は一旗揚げるために大都会ボンベイにやって来て、口上を生業とする世俗離れしたジャイ(ナーナー・パーテーカル)のもとに居候する。頭からラジューに水をかけてしまったOLのレヌ(ジュヒー・チャーウラー)は、やがてラジューと恋に落ちる。レヌの紹介で彼女の勤めるゼネコンに就職したラジューは、あっという間に昇進していく。ラジューの出世を嫉妬したライバルたちによる罠がラジューを待ち受ける。彼が現場責任者となった現場で人身事故が発生し、また社長の命令でしぶしぶ手を染めた贈賄も発覚し、窮地に立たされ、仲間たちの信頼も失う。ラジューは身の潔白を示すため全てを証言するため、ライバルの妨害を退け、法廷に出頭する。ラジューは無実が証明され、レヌの愛と仲間の友情を取り戻す。
★★★☆☆
●かなり面白いですね。3.7くらいはいってると思います。昭和映画、植木等のノリで見られるのもいいかも。
ただ、一番初めの出だしでもそうだが、普通の映画だったら、村を出ます→友達に近くの駅まで送ってもらいます
→汽車に乗ります→ボンベイにつきます、でせいぜい3分のところを10分も15分もかけまして、歌ったり踊った
りで時間がかかってます。ま、それがインド娯楽映画だよ、と言われればそれまでですが、ちょっと長すぎ。
上映中、途中で休憩が入ると言いますから、そりゃねあんな時間の使い方だとそうなりますね。良い悪いではなく。
インドでは検閲が厳しく、濡れ場やSEXシーンはご法度なのだそうな。それで、ああいう官能的な踊りが
入ってくるということもあるようです。ともかく。恋あり、笑いあり、悲劇あり、友情あり、陰謀ありのエンタ
テイメントであることには変わりなく、最後のシーンも、泣けますね。