特養にお世話になってる家族は一年3ヶ月家族の誰とも会えていない。
そんな尊厳のない、、、、と言いたいときもあった。今は仕方ないのだろうか。
工夫して順番に少ない人数で面会は出来ないのか。。
そして、入所して3年以上同じ髪型。しかもほぼ皆さん同じ髪型。家族は、もと美容師であるから、その事が気になっている。でもいざ美容師さんを前に認知症を患って入っている施設の皆さんはどんな風に自分の気持ちや希望を伝えられるかわからないと思う。
少しだけ気持ちの準備を待っていてくれたらいいなと、ついつい思ってしまう(欲かなー)
いつかは自分もお世話になるかもしれない。閉鎖された空間で、面会もなく、家族たちにとってはほんとは、楽しみな時間なはずなのに。。
自分がそこの職員になる勇気はまだないけど。
一度だけ、家族がどうしても家にかえりたくなったようで普段は車椅子なのにある日の夜中、玄関ロビーにポツンといたと連絡がきた。夜勤スタッフは1人。
次の日から
家族のベッドまわりに赤外線がはられた。尊厳なんてあったもんじゃないと悲しさ飛び越えて思考停止になってしまった。それから介護の学校で学んで資格をとった。自分もいつかは年をとる。
何も言わない要望しない人は大人しいから後回しにされるか無視されてしまう。私は、そんな人の気持ちもくみ上げられるような介護をしていきたいな。
あるいは、、、置かれた状況の中でも
何かしら感謝出来ることを見つけ続けたい。