ホップ ステップ エイジング

車の免許を取ったのもパソコンを始めたのも55歳過ぎ。
興味を持ち楽しみながらゆっくりゆっくり年を重ねていきたい。

ぶつからない車

2009-04-22 22:10:36 | 雑記
友人Nさんのお父さんは91歳、いまだに車の運転をしていて、手放せないという。
実際、「運転を中止させられたら買い物や通院に非常に困る」という回答が、都市部の4割に対し、山間部では高齢者の8割だったと。
それに最近は、高齢者でも、運動機能が良好な人が増えているし、これからはますます高齢ドライバーが増加していくのが現実だろう。
そこで全国34道府県知事が「知事連合」を結成して、「体をひねらなくてもバックできる仕組み」や「ブレーキとアクセルを踏み間違えない構造」など高齢者向け自動車の開発と実用化をメーカーに促し、「新たな高齢者自動車」を提案するという話しが出ていた。
年齢ばかりではないが、車や歩行者の見落としなど、ドライバーの「認知ミス」が高齢者の事故原因のほとんどだと言うので、この対策を急いだ方が良いような気がする。
あっそうそう、
国では、「ぶつからない車」の実現を目指すITS(高度道路交通システム)の実用化を進めているという。道路に設置したカメラやセンサーが対向車や横断する歩行者などを検知すると、電波や赤外線を出して、カーナビから音声と図で注意情報が出るシステムとか・・・。
車が何かに接触しそうになるとブザーがなったり、車両後部の様子が画面モニターで見ることができるシステムの車も、もうあるそうだ。
一人一人が、気持ちの余裕を持って、認知ミス・判断ミス、操作ミスを無くす事で安全運転に繋げるしかないが、ぶつからない車だけになったら、交通事故はかなり減る。期待したい。
コメント
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