今日は旬の野菜を使った精進料理を頂いてきました。
精進料理は時間と手間のかかる下処理を必要としますから、なかなか大変ですが、消化しやすく、体に負担がかからない、野菜の美味しさに気づく料理だと思います。
昆布と干椎茸の出汁を使って、煮もの、あえもの、炒めもの、蒸しものがこんなにたくさん。これで一人前です。手が込んでいますよね。全部平らげましたが、結構お腹にたまります。
このお赤飯のように見える赤いおにぎり何だと思います?
これは「ツタンカーメンのエンドウ豆御飯」だそうです。
そもそもツタンカーメンの豆ってなんだろう!
発掘されたツタンカーメンのお墓の中から発見されたとされていますが、真偽のほどは定かではないようです。
同席されていた I さんが、この紫色の豆で、古代ロマンの輪を広げよう、藤枝の街おこしをしようと頑張っているそうです。
I さんの話によると、この豆は、サヤの色が濃い紫色で、剥くと、中の実は普通のグリーンピースと変わらないそうです。
ところが豆ごはんにすると・・・炊きたては薄緑の豆に白いご飯。しばらく保温したまま置いておくと、こうして赤味を帯びてくるんだそうです。 なんだか魔法みたい!
とってもおいしかったですよ。
男性はとかく豆御飯を毛嫌いしますが、そんな男性からの評価も良いようです。
間に声楽愛好家 I さんの音域のあるバリトンの美声も聴く事ができ、至福の時間でした。