準会場として漢字検定のお手伝いをしています。
小学5年の女の子が順調に級を進め、この夏休み3級に挑戦します。3級というと中学終了課程(卒業レベル)です。
本が大好き!わからない漢字を調べるとき、パソコンやスマホでもサクサクッと…なんてこともできちゃう訳ですが、必ず国語辞典を使うようにしているそうです。
自分で調べながら学習する癖を体得しているのでしょう。
読書をしてわからない漢字が出てきたら、そのつど、読みや意味を確認するなど、興味を持って取り組んでいるようです。見習わなければ…。(-_-;)
漢字学習の基本は、正しい書き順で反復練習をすることだと言われています。
高学年になるよりも、小さいときこそ単純なことの繰り返しができるので、あまり楽しいものではありませんが、反復の大切さを伝えれば、着実な効果が期待できるでしょう。
又、部首の意味を知る事で、漢字が「記号」ではなく「意味のあるまとまり」として覚えらる、これも一つの方法のようです。
例えばへんの一つである「さんずい」の漢字には「池」「泳」「河」「港」「洋」「湖」「潮」など、水に関連するものが多いです。
へんの同じものを集めてみると理解がいっそう深まるのではないでしょうか?
ちなみに漢字の「漢」は水とは関係ないのにどうしてさんずいなの?
これも調べてみたら、もともと中国の「漢水」という川の名前を表す漢字として作られたものだそうで、しっかり関係性がわかりました。
漢字の奥深さに触れましたよ。
漢字も頭を働かせずに機械的に書いているだけでは、なかなか覚えられません。
より体に染み込ませるには、使ってみるの、声に出して読んでみることが大切だとおもいました。