天からもらった宝物の九ちゃん
くーちゃんは9月14日 14:34 天にお返しいたしました。
13歳5ヶ月 9㌔ バイブラックです。
とても奇麗な毛並みでした。
13日の朝の6:40から1時間、ゆっくりお散歩しました。
その日のメモを見ると
・・オシッコの血尿と柔ウンチは改善しつつある・・と記しています。
帰って、ササミを煮て、フレークにしたものとフードを少しふやかして器に入れました。
フレークは喜んでさっさと食べ、フードは少しだけ食べました.
その後お兄ちゃんが
「おまえ食べないか?」
と残ったフードを手に乗せると食べ始め完食しました。
その後はおとなしく好きな所で寝そべっていました。
13時頃さつまいもを4センチほどさいの目に切ったのを
私の手からもらい喜んで食べていました。手はよだれでぬるぬる
14:00 くーパパさん歯医者さんへお出かけ。駅まで送っていきました。
珍しくくーちゃんを車の後ろに乗せていきました。
帰って車を下ろすと座席に敷いたバスタオルが湿っていました。
その後、家に入るとすぐトイレに行き、シートをガシガシし始めました。
・ウンチがしたいのかなぁ~・
ちょっと外に出してあげよう、狭いところより気持ちいいでしょう。
喜んで外へ
柔らかいウンチがいっぱい出ました。
ちょっとねぇ~~~食べさせ過ぎ? ゴメン おなかシクシクだよね~~きっと!!
それからは静かに好きな所で寝そべっていました。
くーパパさんが帰宅して、
「ちょっと早いけど行こうか」
と4時半過ぎ、夕方散歩に出発
歩いたり、抱っこしたり、ゆっくり気ままなお散歩という感じです。
パパがアメリカ人のバフィー君に会いました。(九が最後に会った犬)
家が近づくと、
「もっと~~~」
「もう帰るよ」
抱っこしました。
そして、お隣のご主人が
「くたびれたのかな?」
九が会った最後の近所の方です。
因に、九を連れて来て初めて会ったのはお隣の奥さんでした。
そして、最後に会ったのはご主人でした。何だか不思議なきがします。
帰ってからは珍しく好きなヨーグルトを食べません。
差し出したおとうふを少し食べました。
そして、台所の私の後ろでオシッコ
・・あらら、おもらしだ~~ ・・
(振り返ると、それ以来オシッコが出なくなりました。)
始末をしていると今度はきちんと指定の場所にいきオシッコをしました。
ポトポト・・あっ、色が、血尿? ちょっとへん!・・と思いました。
それらずっとオシッコしたくて、がんばっても血が点々でした。
最後のおもらしのようなオシッコから一時間半ぐらいして、
呼吸がなんだか荒いしぐったりしています。
この時初めて優兄を呼ぼうと思いました。
いまの優とは悲しいことにやや疎遠になっています。
情愛の薄い息子達の中で生活しているので、果たして私の気持ちが伝わるかと
心配になりました。
彼には深刻ぎみに伝えました。
「忙しくて行けない」
なんての返事が返ってくるかとちょっと胸がドキドキしました。
「行く!」
の返事が返って来てホッとしました。
優がくーちゃんの命のある時に会えたのは本当によかったと思います。
深刻気味に伝えて良かったと思います 。
真夜中の2時から3時頃だったか、お鼻がグシュグシュしているのに気がつきました。
鼻血がでています。オシッコをしたがって玄関のドアの前にいきます。
手当をして外に連れ出しました。
歩いてオシッコをするため頑張ります。見てもほとんど出ていません。
何度も止まって挑戦します。水を飲ませると飲みます。
暫くして、
「もうお家に帰ろー」
と抱き上げました。
胸にぺったりくっついたくーちゃんの柔らかさと
顔に触れているもこもこの毛の感触は忘れられません。
13日から14日は徹夜で息子と変わり交代でさすってやりました。
夜が明けてくーパパと交代。私は少し休みました。
木曜日はいつもの獣医さんは休みです。
困った~~~。
かかりつけのお医者様にファクスを入れました。
幸運な事に留守電で携帯の番号がわかり話しが通じて皆で医者に連れていきました。
8時半過ぎから手当が始まり、カテーテルが入らず炎症止めの注射をしていただき、
14時にもう一度連れていく事を約束して10時半頃帰宅しました。
お兄ちゃんがカメラを持って来てたくさん写真を撮りました。虫の知らせ?
くーちゃんは嬉しそうです。
リビングのテーブルを動かして、
くーちゃんがよくいる大理石のボードの上に
乗せてやりました。
シートがあったほうがいいかと、シートをボードに置いている間に
「可愛い、可愛い、早く薬が効いてオシッコ出ろ~~」
と抱き上げたのが最後のツーショットです。
13時半頃、動かすのは可哀想だと思いました。
往診に切り替えていただきました。
朝病院から帰ってから往診に来られるまで、誰かがくーちゃんの身体をさすっていました。
先生が来られ、
・・あぁーこれでカテーテルがうまく入り、尿が出て少し元気が出るねーー・・
と誰もが思っていました。
カテーテルは一番細いのが入りませんでした。もう少し太いので再挑戦。
その間にウンチがいっぱい出ました。
くーパパと私は奇麗にウンチの始末をしてやりました。
先生が
・・後5㌢膀胱に届きません・・
とカテーテルを抜かれてすぐ、ぐーーんと身体を延ばしました。
そして
「あっ、心臓が今止まりました.耳は聞こえています。早く声を掛けて上げて下さい。」
「くーちゃんありがとう! ありがとう! いい子だったよー」
皆で声をかけました。
声は届いていると信じています。
パチ兄が迎えに来たのでしょうか? あっというまに虹の橋を渡って行きました。
いろいろなことを考えてしまいます。反省ばかりしてしまいます。
涙は途切れる事なく続きます。
「ありがとう、楽しかったよ♪」
と感謝しながらこれから私に残された時間を生きて行きたいと思います。
25年余りの二匹のシェルティーとのすばらしい生活は終わりました。
息子がパチとくーちゃんの人形を作ってほしいと申します。
一杯考えて納得の行く二匹の愛犬をいつか作ってみたいと思います。
今は以前作ったくーちゃんのコロコロ人形に思いを託しています。
たくさんのメッセージ、お花を有難うございました。
ゆっくり、あせらず笑顔を取り戻したくおもいます。
毎日一万歩の目標歩数は、くーちゃんの亡くなった日は267歩でした。
昨日も少ない。で、今日は河原を歩きました。
くーちゃんが一緒でない景色はちょっと違って見えました。
彼岸花と
コスモスが素敵でした。