もったいぶったタイトルだが大して意味はない。
興味ない人は読み飛ばしてください。
明治神宮大会も終了し、高校の部は青森・光星学院、大学の部は東京六大学・明治大学が優勝。
アマも本格的なオフシーズンに突入です。
ここでも『バント』の成否が勝敗を大きく左右したと思われる試合があったんだが、ここである疑問が・・・。
果たしてバントした場合と強攻策、そんなに得点確率って違うんだろうか?
ホントにバントで勝敗が決することがあるんだろうか?
ちょいと気になり調べてみると・・・・
高校野球、夏の甲子園大会・・・『無死一塁』の場面、送りバントの確率は69.8%です。
約7割がバントってことはもうセオリーといっても過言ではないでしょう。
(もちろん甲子園でレギュラーとして出場してる訳ですから、ある程度の打力は持ち合わせている選手だろうし、少年野球とは比較出来ない部分も多々あります)
そして結果確率は・・・・・
バントで送った場合の得点確率は38.1%
強攻策の場合は37.9%とほとんど大差ない。
勿論、打者の資質により大きく変わるので一概には言えないだろうが、バントも強攻策も大差がないとすれば『無死一塁でのバント失敗』は勝敗に大きく関係しない。
しかし、『一死一塁』の場面でのバント・強攻策の得点確率は大きく違ってくる。
上記場面でのバントで送った場合の得点確率は19.2%
強攻策の場合は28.9%で、8%以上の差があり、これはもう看過出来ない数字である。
この数字から見るとバントで送るより強攻策を取ったほうが得点できる確率は高くなることが分かる。
バントでわざわざ相手に一つのアウトをあげるより、相手に与えるプレッシャーが大きい強攻策のほうが有効な攻撃なんだろう。
しかし、相手にアウトを一つあげてまでも、得点確率がグッーとあがるバントがある。
『無死二塁』、『一死二塁』の場面がそうである。
『無死二塁』で送った場合の得点確率は63.8%であり、『一死二塁』で送り『二死三塁』とした場合は30.9%ある。
一方、上記場面での強攻策は49.8%と18.7%と極端に差がある。
と言うことは、とりあえず三塁に走者を進めれば途端に得点確率は跳ね上がるのである。
結論は、攻撃側はまずは一死でも二死でもまずは三塁に走者を進めるコト。
逆に守備側はなんとしてでも走者を三塁に進めさせないコト。
これが勝利への近道です。
そしてなぜ今日はこんな確率論かと言うと・・・・面白い確率論がある学会で発表されたからだ。
その論文発表によると・・・・
交通事故で死ぬ確率 0.003%
夫が浮気している確率 47.0%
ニートになる確率 2.2%
正社員ではなくなる確率 22%
ホームレスになる確率 0.02%
オレオレ詐欺でだまされる確率 0.008%
裁判員に選ばれる確率 0.02%
エレベーターに閉じ込められる確率 1.8%
本屋に入ると女性が便意を催す確率 61.2%
前に座ってる女性のミニスカートをチラチラ覗く男性の確率 98.1%
・・・どーやって調べたのかしらんが確率って奥が深い。