「一軍昇格と二軍降格をくり返した屈辱の3年間を乗り切れたのは、女房のおかげといっても過言ではない」
「明るくてよく気がついて、何事もクヨクヨしない女房の性格にどれだけ助けられたことか」「グラウンドではハッスルを忘れたことのないオレも、家に帰れば女房に励まされる」
「(野球辞めようかなというと)あなたは野球が一番得意なんでしょ。一番得意なことがまだふつうくらいのレベルじゃないの。生活はいまのままで十分。自分の好きなことに打ち込んで。やめようなんてあなたらしくない」
「こんな後は必ず全身がカーッと燃え、素振りをくり返した」

理想の夫婦とはこう云うことなんだろう。
DeNA中畑監督の夫人が子宮頸がんのため亡くなられた。

夫人が監督に宛てた手紙・・・
中畑清さま。横浜DeNAベイスターズ監督就任おめでとうございます。
長年の夢であったユニフォームを着るという願いが叶い、よかったですね。
やっぱりあなたはユニフォーム姿が一番似合っています。また、一番輝いて見えます。
あなたはすごい人です。来年のプロ野球界が楽しみです。
一番近くにいるいちファンとして応援したいと思います。
私の役割は健康面でのサポートです。言うことはちゃんと聞きなさい。
大好きな野球の世界で悔いのない結果を出してください。
最後に、あなたはユニフォーム姿が一番カッコいいです。
愛する我が亭主 清へ 愛されている女房 仁美より
妻にカッコいいところを見せたい・・・家族のために頑張るオヤジはステキである。
「今日は打てたのは家族の後押しがあったから! 家族のために思い切って打ちました~!」そんなヒーローインタビューは見ているだけで心が『ほんわか』してくる。
だけど落合さんのそれは・・・・信子夫人と福嗣くんになってしまう。微妙に喜べないのは私だけではないだろう。