どんな気持ちで久留米商業の校歌を聞いてたんだろうか。
福工大城東VS久留米商業のパート決勝戦
鳴り物入りで久商に入学、その春から引退するまでショートを守り続けた。
その男・・・久留米商業・現監督が就任した時のキャプテン、つまり八谷監督の一期生である。(そんな言い方するのかどうか知らないが)
十数年の時を経て再びグラウンドで顔を合わせた。
ホームプレートを挟み・・・パート決勝と云う舞台で対峙する。
師を乗り越えようとするかつての教え子、それを強大な壁となり跳ね返す・・・試合は師としての威厳を見せつけるような展開となった。
先制したもののすぐに逆転され劣勢に立たされた選手達を鼓舞。
久商の集中打に飲み込まれ
その後はリードを奪うどころか追いつくこともなく福工大城東の夏が終わった。
泣きじゃくる生徒・・・
そして・・・かつて何度も歌ったであろう久商校歌『大鵬雲に』をどんな想いで聞いたんであろうか。
最高の恩返しは師を超える事。
来年の夏、彼ならこの涙を形が違う涙に変えてくれるでしょう。
そして数年後・・・彼の教え子が彼を超えるための新しい挑戦を企てることだろう。
輪廻転生・・・これも高校野球の楽しさです。
尾嶋・・・とりあえず「よりみち酒場 月人」に集合ね!