息子から告げられた高校進学時の偽らざる父の心境だっただろう。
あの夏、最後まで悔し涙を流すことなく終え、全国の高校球児で一番最後に校歌を歌った佐賀商業。
あの夏、一番最後に悔し涙を流した樟南高校。
そんな父の背中を
そんな父のプレーをビデオテープが擦り切れるまで・・・佐賀商業の一番暑かった夏を見たであろうその息子。
まるで洗脳するかの如く父のプレーを何度も見せ、自分と同じ【SASHO】のユニホームで甲子園を駆け回っている息子を想像し楽しみにしてた父。
「そいぎ佐商カッコよかろうが!お前もこのユニホームば着れるようにがんばらんばたいね」(多分佐賀弁でこんな感じ?)
何度も何度も言い聞かされビデオを見せ続けられた息子・・・で、結局選んだのは決勝戦の対戦相手の樟南高校。
それが表題の「おいおいそっちかい!」・・・となる。
仁比山少年野球クラブでは何度となく監督である父親に叱ら涙を流したであろう息子。
遠く離れた鹿児島で鍛えられて少年から夢に挑む男の顔に成長した。
残念ながら樟南高校の夏は終わったけど、壮大な夢を抱き挑戦し続けた息子・・・最幸の親孝行が出来た事でしょう。
「たすく」君、良い息子を持ったね。と褒めちぎって終えたい・・・・そう思ったがムリだった。
まず父親がちょいとチャラい。いや・・・若いと言うべきなのか。
似合ってないピンクをチョイスするセンス・・・・。
守れないのにショートを守らせろと云う図々しさ・・・
当然の如くエラーをし・・・反省してる「ふり」すらも・・・こんな可愛い表情すらホントに反省てるのか?そう疑ってしまう。
でもまぁ「たすく」君、とりあえずお疲れ様。
次男坊の活躍も楽しみにしてるよ!