2023年7月27日(木)8日目
オプショナルツアーに参加せずフリータイムを選んだ人は、各自でホテルへ戻る事に
なっていました。
一応、オプショナルツアーのバスに乗せて貰えることになり、19時に市庁舎前で
合流も出来ると言うことになったのですが。
朝の出発時に、「大丈夫よ。」と楽観的な人もいましたが、切符の購入や、どの路線に
乗れば良いのかも解らないので、コペンハーゲン中央駅に下見に行ってみました。
『 チボリ公園 』の正門の前を通って行きました。
『 コペンハーゲン中央駅 』
赤レンガの建物が目印のデンマークで一番大きな鉄道駅です。
コペンハーゲン中央駅を発着するのは、近郊電車、郊外へ行く特急電車、北シェランから
カストラップ空港と通りスウェーデンを繋ぐ電車、スウェーデンやドイツから乗り入れて
くる国際線など。7つのプラットホームと13の線路が走っています。
中央駅の中に入り、奥まで進んでみましたがホームは見当たらず、券売機はあるのですが、
さて、どうしようか?と考えていたら、デンマーク人の男性に声をかけられました。
しかも、日本語で。
「日本語喋れるんですか?」と尋ねたら、「少し。ちょっとだけ。」と。
奥様が日本人で、ロサンゼルスで知り合って結婚されたそうで、彼は駅員さんだったん
ですよ。奥様は今、ロサンゼルスで仕事をされているそうで。
「明日のチケット?」「今、買うの?」と聞かれて、夕方乗る予定だと伝えました。
20時まで仕事でここにいると言う事を確認して、
また、夕方来るからお願いしますと伝えて別れました。
コペンハーゲン市庁舎の方に戻り、ストロイエ通りへ。
『 ロイヤルコペンハーゲン』
デンマークの陶磁器メーカーで、絵付けはすべて手描きで、製品の裏側にはロイヤル
コペンハーゲンのマークと、アーティストのサイン、シェーブナンパーが入れられています。
創業当時から東洋の青い染付の影響を強く受け、手描きによるコバルトブルーの絵柄が特徴。
1908年以来欠ける年なく続いているイヤープレート(クリスマスプレート)も
人気商品のひとつで、日本人の人気を集めています。
ロイヤルコペンハーゲンではCafeをしたくて訪れたんですが、無くなっていました。
翌日、日本人ガイドさんに確認したら、数年前(コロナ前)から無いそうで残念でした。
ここのトイレを使ってみましたが、淡いブルーの上品な内装でしたよ。
ストロイエ通りの『 LEGO 』のお店。
人気店のようで混んでいました。
中に入ると、LEGOで作った人形と背景。
混雑していたので店内の画像はありません。
お土産物屋さんやスーパーも覗いてみたけど、特に買いたいものも無くブラブラ散策。
セブンでテイクアウトしようかな?と入ってみたけど、食べたいものが無く、
北欧のバーガーキングでは、タッチパネルでの注文がよく解らず。
ケンタッキーに入ってみました。
ここもタッチパネルでの注文で、先に会計を済ませてから、番号を呼ばれるシステムの
ようでした。
チキンバーガー、ポテト、ドリンクのセットを注文したつもりでしたが、
しばらくカウンターで待っていたけど、渡されたのはこれだけ(笑)
普通サイズのチキンバーガーが、55デンマーククローネ(1183円)。
ウーバーイーツみたいな人も見かけました。
チボリ公園の入口にあるLEGOのお店。
遊園地らしいLEGOで作った作品でした。
市庁舎前の通りでオプショナルツアーの人達がバスから降りてくるのを見かけたけど、
手を振って、コペンハーゲン中央駅へと向かいました。
中央駅への横断歩道を渡るときに男性から落とし物をしたと声をかけられて、
帽子に付いているコサージュのピンが外れて落ちていました。
お礼を言おうとしたときには男性の姿は無くて、ありがとうございました。
日本語が少し話せる駅員さんは、私に気づいて来てくれました。
ホテル近くの Sydhavn駅までの切符購入の操作をして貰い、カード決済しましたよ。
コペンハーゲン中央駅から2駅分の運賃は、24デンマーククローネ(516円)。
ホテルまでは、徒歩も含めて20分で行けると教えてもらいました。
ホームも乗り場も、どっちの方向に乗るのかも解らないと伝えたら、
エスコートしてくれましたよ。優しいですね。
ここから下ったところに乗り場はありました。
ホテルでもらった地図で、AorEの路線に乗れば良いのだけは解っていたんですけどね。
デンマークの電車は、ドアの開閉はボタンを押して手動です。
ドアを開けて、写真を撮っている私を待ってくれていました。
無事に乗車。
「ありがとう。」とお礼を伝えて別れましたが、彼がいてくれて本当に助かりました。
翌日ガイドさんに聞いた話しでは、デンマークの電車はゾーンも複雑で解りづらいそうです。
間違って購入して、違う路線を乗車しているのが検札で見つかった場合、
観光客でも 問答無用で罰金が16000円くらい?徴収されるそうですよ。
自転車も乗せられる車両。
切符。
6分ほど乗車して、2駅目のSydhavn駅で下車。
ホテルまでは徒歩5分くらいです。
朝、バスから駅を確認してたからホテルの位置は大丈夫だと思ったけど、反対方向に
行くと大変なので、電車から降りたベビーカーを押した男性に声をかけました。
地図を見せたら、自分もその方向に行くとジェスチャーで教えてくれて、後ろから付いて
行きましたよ。
時々振り向きながら、私が付いて来ているのか⁉確認していました。
18時30分頃にホテル到着。
二連泊のホテルですが、カードキーが反応せず、フロントに行って対応してもらいました。
お掃除の人が部屋に入っているので、リセットされたのかな?
ホテルの部屋はタオルなども交換されていました。
北欧のゴミ箱は仕切りがあって、分別するようになっていましたよ。
知らないで捨てていました。ごめんなさい。
ドアがノックされ、添乗員さんがバースデイプレゼントを持って来てくれました。
実は、ノルウェーでお誕生日を迎えていたんです。
日本との時差は-7時間なので、7時間遅れで♡
白樺のキャンドルは旅行会社から、クッキーは、ノルウェー・オスロの空港で
チョコレートをもらって嬉しかったのでと、添乗員さんからのお礼だそうで。
私は、可愛いミーのバックも嬉しかったですよ。ありがとうございました。
英語が堪能ならフリータイムももっと楽しめると思いますが、ハプニングもあるけど、
自由気ままに知らない土地を散策するのも良いものですよ。
この日は恵まれた一日だったと思います。
あの駅員さんがいなかったら、切符を買うことは難しかったでしょうね。
ある夫婦は、券売機で30分以上を費やしたそうで、クレジットカードが取れなく
なって焦ったと話されました。
ご夫婦でお酒を楽しみ、22時頃に電車で帰ってきた人も。
結局、オプショナルツアーのバスには誰も同乗しなかったそうで、
皆さん何とか自力で帰ってきたようです。
この日は、20000歩以上も歩いていました。