土湯温泉近くのパーキングで
トラックがバイクを巻込んだ事故の話が
その日の晩酌の肴だった…
もうチョイ詳しく説明すると
通りからパーキングへ左折しようとした
宅配のトラックが
その更に左側を走行していた二輪車両を
ガチャァァァァァァァァ~ン!
つ~のがザックリとしたその状況らしい…
因みに僕は寿屋さんと呼ばれている人に
お酒をご馳走になったんですが
その時一緒にいたバツニさんという方が
目撃したのがその事故…
そこで彼が見たのは人間の本性だという…
事故の瞬間、バツニさんの運転する車は
そのトラックのすぐ後ろを走っていた…
そして目の前で事故を目撃!
ふき飛ばされ
破片を撒き散らしながら転がるバイクを
目の当たりにした…
急いで車を止め駆け寄ってみると
地面の上に放り出された被害者の若者が
声にもならぬ呻き声をあげて苦しみ
その足からは
折れた骨が肉を突き破り飛び出していた…
「大丈夫ですかぁぁぁぁぁ~!」
バツニさんの呼びかけに
かろうじて呻き声をあげる被害者の男性…
意識がある事さえ
不思議な程の状態だったと彼は振り返る…
そんな差し迫る状況の中
トラックへと視線を向けたバツニさんは
あんなにブチ切れた事は無いと後述する…
バツニさんの話によると
何より被害者の命が
優先されるべきである筈のその状況の中
トラックの運転手は
救急車両への通報をする事も無く
会社との電話で積み荷の相談をしていた!
「なにやってんだ馬鹿野郎!」
そう叫ばれた運転手はうろたえ
バツニさんは慌てて電話を取り出して
救急の通報をしては見るが
その場所は街からはるかに離れた山の中
到着までには二十分という時間がかかる…
一刻を争う現状とうろたえる運転手
そしてそこに現れた一台の車に
バツニ氏は更に驚愕させられる事になる…
「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!」
話を聞いていた僕は思わずそう叫んだ…
なぜなら
その時の出来事は次の通りだったという…
その時とまった一台の車…
ドアが開き
そこからゆっくりと降りてきた中年男は
片手にビデオカメラを持ち
ゆっくりと近づいて来るなり口を開いた…
「通報はしたんですか…」
そう聞きながらも
カメラは悶え苦しむ被害者へと向けられ
そして
聞かれた事に応じるバツニ氏には次々と
質問が繰り返された…
余りにも淡々と…
その間もその人は被害者男性を撮り続け
時折
「ヒデ~なこりゃ~」と
無感情な声で呟いていたという…
その姿に人間の冷たい本性を垣間見たと
バツニさんはその話を締めくくっている…
話の中の被害者がその後どうなったかは
残念ながら分かりませんが
皆さんも交通事故には十分御注意下さい…
明日もどうかいい日でありますように…
因みにバツニさんは
二度ほど結婚に失敗した前歴が御座い候…
br />にほんブログ村
お読みいただき有り難う御座いました…
トラックがバイクを巻込んだ事故の話が
その日の晩酌の肴だった…
もうチョイ詳しく説明すると
通りからパーキングへ左折しようとした
宅配のトラックが
その更に左側を走行していた二輪車両を
ガチャァァァァァァァァ~ン!
つ~のがザックリとしたその状況らしい…
因みに僕は寿屋さんと呼ばれている人に
お酒をご馳走になったんですが
その時一緒にいたバツニさんという方が
目撃したのがその事故…
そこで彼が見たのは人間の本性だという…
事故の瞬間、バツニさんの運転する車は
そのトラックのすぐ後ろを走っていた…
そして目の前で事故を目撃!
ふき飛ばされ
破片を撒き散らしながら転がるバイクを
目の当たりにした…
急いで車を止め駆け寄ってみると
地面の上に放り出された被害者の若者が
声にもならぬ呻き声をあげて苦しみ
その足からは
折れた骨が肉を突き破り飛び出していた…
「大丈夫ですかぁぁぁぁぁ~!」
バツニさんの呼びかけに
かろうじて呻き声をあげる被害者の男性…
意識がある事さえ
不思議な程の状態だったと彼は振り返る…
そんな差し迫る状況の中
トラックへと視線を向けたバツニさんは
あんなにブチ切れた事は無いと後述する…
バツニさんの話によると
何より被害者の命が
優先されるべきである筈のその状況の中
トラックの運転手は
救急車両への通報をする事も無く
会社との電話で積み荷の相談をしていた!
「なにやってんだ馬鹿野郎!」
そう叫ばれた運転手はうろたえ
バツニさんは慌てて電話を取り出して
救急の通報をしては見るが
その場所は街からはるかに離れた山の中
到着までには二十分という時間がかかる…
一刻を争う現状とうろたえる運転手
そしてそこに現れた一台の車に
バツニ氏は更に驚愕させられる事になる…
「ええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇええ!」
話を聞いていた僕は思わずそう叫んだ…
なぜなら
その時の出来事は次の通りだったという…
その時とまった一台の車…
ドアが開き
そこからゆっくりと降りてきた中年男は
片手にビデオカメラを持ち
ゆっくりと近づいて来るなり口を開いた…
「通報はしたんですか…」
そう聞きながらも
カメラは悶え苦しむ被害者へと向けられ
そして
聞かれた事に応じるバツニ氏には次々と
質問が繰り返された…
余りにも淡々と…
その間もその人は被害者男性を撮り続け
時折
「ヒデ~なこりゃ~」と
無感情な声で呟いていたという…
その姿に人間の冷たい本性を垣間見たと
バツニさんはその話を締めくくっている…
話の中の被害者がその後どうなったかは
残念ながら分かりませんが
皆さんも交通事故には十分御注意下さい…
明日もどうかいい日でありますように…
因みにバツニさんは
二度ほど結婚に失敗した前歴が御座い候…
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お読みいただき有り難う御座いました…