小高工高…

県立小高工業高等学校…
河川敷の仮校舎が建つまで、生徒達は各地の高校に分散され、サテライトの授業を受けていた…

今でも専門教科の実習設備は無く、近隣の高校や体育館を間借りしていると聞いた…

家にも帰れず、家族や友達を失った若者達の心を、誰も慰めても紛らわせてもくれない…

この先を生きる度、何度も悲しみに出会ったとしても、きっとこの国の誰よりも立派な大人達になって欲しいと思う…

そんな若者達との話し声を、いつまでも忘れたくは無い…