新聞鞄(1)…

そこにあるのは
新聞紙で作られたエコバックン…
頭から被って見たが
かなりの勢いで頑丈極まりない…

やがていつか
その形を保てなくなったならば
水で濡らして窓を拭き
最後は薪ストーブの焚付になる…

江戸時代には同じように
着物も草鞋も
竈の焚付や畑の肥しになるまで
とこのとことん使い切った
循環型の社会であったと
当時目の当りにした西洋人達が
驚愕をもって記録に残している…
それは当然
ゴミが出ないという生活構造だ…

それが今じゃ…
ゴミの量はモリモリに増え続け
その為にゴミ焼却炉を
大きく新しくしているマジの話…

そこには
ゴミを減らそうとした形跡無し…
行政にも市民にも…