アフリカ勢が圧勝=世界陸上・男子マラソン
時事通信 9月4日(日)12時9分配信
アフリカ勢の強さが際立った。最初の5キロを15分58秒で通過するスローペースでスタート。前半20キロまでは、5キロごとのスプリットが15分台で進んだ。
20キロすぎでアフリカ勢が抜け出し、先頭集団は一気に半分まで減り、10人ほどに。5キロ14分台のハイペースとなり、25キロすぎでケニア勢3人とエチオピア選手の計4人に絞られた。30キロ手前でキルイ(ケニア)がスパート。そのまま独走した。
日本は堀端が前半まで先頭集団にとどまったが、ペースアップに付いて行けなかった。それでも後半耐えて7位入賞。中本も粘って10位となったが、アフリカ勢との走力の差は歴然だった。
※ジジイのたわごと
女子マラソンでは1・2・3位(金・銀・銅)はケニアだったが、男子マラソンでも1・2位はケニアで男女共にケニア勢がダントツだった。ベスト10の中では、日本2名、イタリア1名で、その他7名はアフリカ勢である。
日本のマラソン界が、世界で優勝を争うには、多くの課題が残ってるかもしれないが、それら課題を克服して、マラソン日本を確立して欲しいものだ!!そうでなければ、マラソンアフリカを追い越せないであろう。特に、優勝した選手がゴールした後でも、スタンドに手を上げたりして、スタミナに余裕があったのに対し、ゴールした途端、倒れて担架に乗せられた日本人選手とのスタミナの差は早急に解決すべきであろう。