私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

身につまされる

2009-09-27 | 3老いる
この言葉をこれ程感じたことは近年ないのだ。

「おひとりさま」で検索をかけ、日々のぞかずにはいられなくなったブログがある。

http://yuripanda.blog.smatch.jp/

上記ブログがそれ。

余りに切実で、それに触れることも躊躇されていたのだが、日本の老人介護の一つの典型が、見事に綴られていて共感せずにはいられない。

あらがえない社会制度や、医療や介護の世界の経済状況、そして御老人の陥りやすいジレンマがありありと見て取れる。

そして、私の現実にも恐ろしく似通う部分があって、この気持ちをどう表現すればよいのやら。

我が父は、この秋、フルコースの最終コーナーを回ろうとしている。
息切れしている訳ではなく、日本の老人介護制度のフルコースをかくしゃくとした足取りで駆けている。

伴走者のほうが、息切れしつつあるのだ。
コメント
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