私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

出前一丁でお昼ごはん

2025-02-26 | 1食べる
最強寒波は過ぎ去ったものの、まだまだ寒い2月の終わり。

お昼ごはんは出前一丁で簡単にすませる。
具材は豚コマと白ネギ、どんこシイタケとブロッコリースプラウトを山盛りだ。

和風でインスタントラーメンを作ると、明治生まれの祖母が時々作ってくれたラーメンを思い出す。

使う袋麺はやはり出前一丁が多かったが、スープはセットされたものでなく、和風のかつお出汁が使われたラーメンだった。

祖母は料理にこだわりのある人ではなく、何故そうした作り方にしていたのか謎なのだが、オーソドックスな出前一丁を作りながら、不意にカツオの和風出汁が香るような気がして戸惑う。

気の強い明治女で、温かい人柄の祖母ではなかったが、食の記憶は共に生きた証であり、確かに人生を共にしてきたのだと思いしらされる瞬間である。
コメント
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