私のつれづれ草子

書き手はいささかネガティブです。
夢や希望、癒し、活力を求められる方の深入りはお薦めしません。

危ない人

2011-10-24 | 13侘ぶ寂ぶ哀しむ
危ない人というのが世間にはいらっしゃる。

みるからに、明らかに…という人には初めからそのつもりで接するので、被害をこうむることは少ないが、一見普通で、あるいはグレーゾーンにいらして、ある種魅力的で非常に興味深いパーソナリティを持つ人というのが、最も危険な人物だ。

時間というフィルターを通して結論にたどり着くしかないのだが、ひどく苦い思いを味わわされたり、痛みを伴った傷を負って後悔することになる。

その人の発言は、コロコロと変わっていないか?
自分の変化には気づかず、そのことで周囲の人間が振り回されていることを知っているか?
とかく、周りにいる人たちの批判をしていないか?
自分にとって利用価値の高い人物に特に高評価を与える傾向がないか?
他者の気持ちに鈍感で、その人物の生活環境や心情を正しく把握出来ていないのではないか?
近くにいる人物の顔ぶれが、次々と変わっていないか?
自負と共に大きなコンプレックスを抱えていて、過剰反応する分野がないか?

こうした側面をもつ人の攻撃の矛先は、いつ自分に向かってくるかわからない。

それは、利用価値が無くなった時だったり、費用対効果が薄いと判断した時だったり、従来と環境が変化した時だったり、様々な機会をとらえてだが、いずれ自分が攻撃の的となる時も来ると覚悟しておくべきだ。

そして、順番が回ってくる前に、距離をおき遠ざかっておくべきなのだ。
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