乳ガンー術後4日目 しびれ

今日は、手術が終わって4日目。

すっかり癌研の生活に馴染みました。

馴染まない方がいいんだけれども、、

今夜は、今の身体の状態をきちんと記録しておこうと思います。

摘出された左の乳房の辺りや左腕の内側の肌の感触はありません。

麻痺した状態。

痛いのは、脇。

痛み止め、ロキソニンを手術後2日目まで一日3回飲んでいたけれど、昨日から夜だけ飲んでいる。

すこしづつ痛みは和らいでいるけれど、左のひじから脇、胸の横、胸にかけてしびれが強くなってきて、

左の脇が重たい感じが心地よくない、、です。

それもあるので、リハビリは、頻繁に、気がつくとやっています。

今日の午前中も、１Ｆのお庭をゆっくりと2周歩きました。

試しに一瞬小走りしてみたけれど、さすがに痛かったので、すぐやめる、、

でも、手術後は動かすのも痛かったけれど、今は左の腕が水平まで上がるようになっています♪

今日は、お昼過ぎから夕方までお見舞いのお客様が続いたので、とても楽しかったけれど、

今になってちょっと疲れてしまったみたい。

元来おしゃべりが好きなので、人が来ると嬉しくなってしまうので、気をつけないといけません。

もしこれからお見舞いに来て下さる方、Judyが調子に乗っておしゃべりしすぎていたら、少し静かにするように注意して下さい～！

37度ちょっとの微熱が続いていて、本当は2，3日で、平熱に戻ってもいいらしい、、、大丈夫かな、、、

胸から出ているドレイン（管）は、すこしづつ透明な液に近づいていますが、まだ止まらないので、

外してもらえません。

今、シャワーを浴びて、タオルで身体を拭いていたら、

窓ガラスに自分の身体が映って、ドキッとした、というか、焦った、、、

“ウッ、コワッ、、、”

自分の目で直接、手術の跡は何度も見ているのだけれど、

全身を見たのは、今が初めてだったのでした、、、

右の乳房がふくよかなせいか！？、どうしても左側がえぐれているように見えてしまう。

ガラスに映った自分の裸体を見て、どういうわけか、すぐに十字架を背負ったキリストを思い浮かべてしまった。

どうやら、十字架、背負っちゃったらしい。

フン！マダムJudyさま、快く十字架背負ってやろうじゃないか！！

と、すぐに啖呵を切りたがるクセがありますが、、、

やっぱり止めた、、、

今は、仮の姿。

左の胸は工事中だと思うことにしよう

癌研に通院し始めた頃、「乳ガンの治療をこれから受ける方のために」というテキストを頂いていたのですが、

実は、今朝までまじめに読んだことがありませんでした。

（パラッと見たことはあります、、）

そろそろ、読んでおかないとな～と、今朝、真剣に読みました。

特に、これからの抗ガン剤の治療について、きちんと把握しました。

もうそろそろ、しっかり自分の中の病気と向き合わないとね。

今回の手術までは、飲む薬もないし、自分でどうすることも出来なかったので、

ある意味、人ごとくらいの意識でいたのかもしれません。

でも、これからは、再発するかもしれない可能性から逃げずに、

現実としっかり向き合って生きることも非常に必要だと思うのです。

今回、オッパイまで取って、手術したというのに、両手を挙げてバンザーイと完全に喜べないわけで、

これが事実なワケです。

それは、転移する可能性が高いという事実があるからなのです。

ずっと長く生きたいから、

もっとやりたいことがたくさんあるから、

そして守っていきたい人がいるから、

これからの生活も仕事も生き方も習慣もよく考えないとなあ～と思うのです。

まじめに、天然に生きようと思うようになってきた

【あるがまま、なるがまま、それなりに】

Judyの場合、これくらいイイカゲンに考えておくと、ちょうどいいサジ加減になる気がする。

これもJudy流生きるコツだ～

生きるって、時に大変だけど、やっぱり面白いなあ～

ずっと、今のしびれが取れない人もいるって先生に言われたけれど、左腕と共にしびれるような人生にしよう！
（これって、オヤジギャグ？）


明日こそ、ゆっくりしようと思います