マダムJudyの Happy 気楽なSmile Life!

どんなことも、笑って吹き飛ばせ!強くしなやかに、キラキラ生きるためのエッセンス

術後4年6ヵ月

2013-07-12 | 乳がん(がん)について

癌研に向かうときに必ず通る橋がこれ、レインボーブリッジです。



いきはよいよい~、かえりはこわい。。。。♪

という歌、ありますね。

思い起こせば、2008年の検査、診断、2009年の手術で入院するとき、その後、抗がん剤、放射線と延々と通院することになったわけですが、

その度に、このレインボーブリッジを渡って有明癌研病院へ向かっていました。

そして、この橋を渡る度に、撮影してきたレインボーブリッジ。

その度に、この歌がアタマの中に流れてきたものでした。

今でさえ、渡るときに、あっ撮影しなくちゃ、と思うと同時に、この歌が流れてきます

(2009年のブログには、このレインボーブリッジのお写真が至る所にあります。 たとえばこれも)




そして、今週月曜日も、また同じ歌が流れてきておりました

4年半検診の結果を聞きに行く日でした。


待合室でも、落ち着かない。

もう何度も経験しているというのにね。

ドキドキ、はらはら。。。

これだけは、なかなか慣れることはありません。




病院のタリーズでコーヒーを飲みながら読書しようと思いつつも、

ぜんぜんーー

集中できないーー

ところで、この本、いいですよー!
(7月28日の上映会は、この本の著書のドキュメンタリー映画ですからねー! 見に来てねーーー!
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話戻します。

そして、やっとこの呼び出しのPHSが鳴ったときには、心臓バクバク。

何しろ最近、骨が痛いんです。しかも同じ場所が。。。

その上、朝の低血圧がひどくて、めまいしまくり。。。
(これは、甲状腺機能低下症のせいかとは思いますが)

様々な不安がグルグルとアタマの中で渦を巻きながら、

恐る恐るK先生の診療室の扉を開けると、

K先生なんとも、いい笑顔で出迎えて下さいましたー

ニッコリ笑ってご挨拶して下さるのですが、

まったく余裕の無い私

先生、それでどうですか、私?
大丈夫でしたか、私?
どうですか、私?

と詰め寄る~~~。

先生は、いつもと同じ柔らかでおおらかで優しい口調で、ひとつひとつ検査の結果を教えて下さる。

私、大丈夫なんですね-?

はい、大丈夫です。と先生。

ほぉーーーー。

おかげさまで、無事、4年半の検診をクリアしました。

その上、このままいけば、今飲んで苦しめられているホルモン治療のお薬アリミデックスもあと1年半でやめていいってーーーー

これは、今まで4年半の中で最も嬉しい知らせかもしれません。

帰り、診療室を出てから、力が抜けて泣けてきましたよ。

何も見えなかったトンネルの向こうに、ようやく出口らしき一寸の光が見えてきたように思えた。

でも、こんなことを書いて、喜ぶのも実はとても気が引けているところもあります。

再発したり転移したりして頑張っている人たちもいるから。

クリアした分、貯金したつもりで、もっともっと勉強して、微力ながらも私にできることをやっていきます。

もっともっとがんサバイバーが生きやすい世の中になるよう、これからの人生を賭けて、そこにお返ししていくつもりです。




以下、当日、FBにアップしたものです。
後日のために、記録としてここに残しておきます。
(FBのよくないところは、昔の投稿を見るのが大変なところ。)


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おかげさまで、術後4年半クリアしました。

人間が頭の中で考える事の8割はネガティブだそうですが、
この1週間、チョーネガティブな私でございました^^;
心のどこかで、また新たな試練がくるんではないだろうかと、
覚悟をするための準備をしておりました。
このグレーなトンネルから、そうそう容易く抜け出させてはもらえないような気がして仕方なかったのです。

あまり世間からフォーカスされませんが、ガンというのは、健康な心へもかなりのダメージを与えます。
手術、抗がん剤、放射線など、身体の治療と同時に、不安、恐怖、怒り、悲しみ、ありとあらゆるネガティブな感情とも闘ってきたのです。
考えてみれば、当然かもしれません。

自分を大切にしたい、いたわりたいと思っても、
どこかで自分の身体を心底信じることができない。
いたわったところで、がんという魔物がどこかに潜んでいて、その強さにはどうせ太刀打ちできないんじゃないだろうかと。
それならば、こっちも負けないほどのワルになって、
自分を痛めつけ、更に強くなってやろうじゃないかとさえ思うことがある。
それが私にとっては、何か新しいことに挑戦する、ということなのかもしれない。

そしてまた、しつこく己を問い詰める呪縛のような自分への負のメッセージがある。

”どうしてガンになったのだろう。
きっと、自分のあの行動のせいかもしれない。
再び同じことをしたら、またがんになるかもしれない。”

”これをするべきではない。
あれをしなければならない。
そうしないと、またがんになるかもしれない。”

もう、ここから解放されたいぞー!

今日は、クリアしたことで、また新たな自信の種を拾ったのだもの。
自分の治癒力を信じる種です!

疲れた心もリハビリしていかねば。
自分をもっともっと許し、心を自由に遊ばしてあげようか。
自分をもっと労り、ほめて、愛してあげようか。

今日は、診察室で先生と話をしながら、何も見えなかったトンネルの向こうに、ようやく出口らしき一寸の光が見えてきたように思えた。

自信を持って、その光の道を信じて歩んでいきたいな。

万物すべてに感謝したいな。

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