昨日は一つ、「大きな山を越えたのかな」、と思います。
血液検査の結果を持ってきた訪問診療の先生は、
「ほんとによくここまで回復しましたね。週末の肺炎での高い発熱、正直言って、週明けがあるとは思ってなかったんですよ。」と。
先生のこの言葉、2回目です。
血液検査の結果は良くて、26日の月曜日、このままの状態であれば、輸血通院が可能なところまできたのです。
先週、金曜日の明け方、40度近い高熱を出し、訪問の先生を呼びました。
結果は肺炎を起こしているとのことで、本人の気持ちを確かめ、病院での入院で肺炎の治療をする方向で病院と掛け合ってくれました。
病院からの返事はこの病気には起こりうることで、それも含めて通院できなかったら、通院から訪問診療1本に移行の時とのことでした。
主人の気落ちした様子が目に見えてわかりました。
金曜日、土曜日は何も食べることができず、水分も一口づつの状態でしたが、日曜日になって熱が下がり始め、少しづつ食べ物も口に入るようになりました。
「このまま、下がっていけば、明日、通院しても大丈夫でしょうか?」と聞きましたら、
「下がり始めたと言ってものまだ、肺炎が完全に治ったわけではありません。いずれにしても、今日は日曜日で病院と連絡が取れないので、月曜日の朝一番で、連絡を取ってみましょう。」となりました。
結局、その日の通院希望は叶いませんでした。本人、家族が諦めないので、通院ができるために血液検査をしてくれましたが、先生は今後も難しいと思っていたようです。
それで、昨日の先生の発言になったのです。「良くここまで回復した。」と。
先生は、「眠れていますか?」と主人に聞きました。
「眠れています。」と主人が答えると、「恐い夢は見ませんか?」と聞きました。
「見ます。覚悟はしているんだけど、そうしたら、みんなが楽になるとわかっているんだけど……。」と言葉が詰まり、肩を震わせ涙をこぼしました。
先生は、「いっぱい泣いてください。今の言葉は私たち(訪問診療)が言えた言葉ですね。家族だけだったら、言えませんよね。」と言いました。
主人は頷きながら、涙を拭いながら、「みんな、ありがとうな。ありがとうございます。」と言いました。
「楽にはならないよ。みんなで力を合わせてきたから、乗り切れたんでしょう。」と娘も私も言いました。
月曜日の9時に通院の有無の判断になります。
このままの状態でいてくれと、祈るばかりです。
全く、食べられなかった、主人の昨日の夕食です。
少しでも栄養がつくようにとあれこれ、振りかけました。完食しました。
因みに私の方はこれです。各務原ニンジンも入れて、タップリのソーメンチャンプルーです。
今朝の主人はおにぎりと味噌汁を食べることができました。
このまま、このまま(^▽^)
お出でいただきありがとうございます。