Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

能率手帳GOLD MEMORANDUM

2017年04月06日 20時35分01秒 | ノート


今や単なるビジネス手帳の枠に収まらず、老若男女、多くの人がその秀逸さを語り、毎年欠かさずこの手帳を買い求める…‘NOLTY’の‘能率手帳GOLD’…見た目のまったく平凡な、地味この上ない黒い手帳が、なぜ¥5,184もするのか?…そして、なぜこんなに人気があるのか⁇



毎年、年末になると手帳コーナーの正面真ん中にドーンと積まれた赤い箱を見るたび、その圧倒的存在感にタジろぎながら遠目で眺めてた手帳…
昨年の年末、遂に勇気を出して、手帳コーナーに展示されてた見本品の前に…そっと赤い箱を手に取り…周りを気にしながら恐る恐る‘能率手帳GOLD’を取り出して…直にその革表紙に触れてみました…
これが、ブログに書かれてた「柔らかくしっとりと手に吸い付くような…」インドヤンピー(羊革)の感触か!
今まで味わったことの無い質感に1人興奮するオヤジでした。

この革表紙に3方の小口の金箔…あえて黒革表紙にすることで、金箔が嫌らしく無い上質感を与えてると、手に取って初めて実感。



そして使われてる紙…万年筆、ボールペン、鉛筆など筆記具問わず滑らかな書き味と評判の紙ですが…思いの外薄い! ホントに万年筆で書いても大丈夫?と心配になる程、薄い‼︎…これで、インクの滲み裏抜けが無いなら、確かに凄いな…興味津々…。
んん〜もう買っちゃおうかな!と思ったのですが…
もう既に神戸派計画の正方形ダイアリーを購入しちゃってるし!スケジュール管理用としてのノートは、これ以上要らないし…カレンダーとか無しの罫線だけのがあればなぁ…ってコトで、その時はやむなく断念しました。



それから数ヶ月が経ち、能率手帳GOLDの興奮もすっかり忘れ去ってたある日、ふと見た‘小日向京’さんのブログに「能率手帳GOLD MEMORANDUM」の紹介が…
なんと!能率手帳GOLDの横罫ノート版‼︎



・革表紙は、能率手帳GOLDと同じインドヤンピーの年度表記無しのブラック…
・大きさは、能率手帳GOLDの通常版と同じサイズ
・中身は、これまた能率手帳GOLDと同じ紙を使った横罫が154ページ
・3方の小口のもちゃんと金箔になってます
これです!これが欲しかったんです…。



発売したのはNOLTYではなく、神戸にある文房具店‘ナガサワ文具センター’と‘NOLTY’のコラボ商品…
さすが、関西文房具店の雄、ナガサワ文具センター…マニアのニーズをガッチリと掴んでいます。

さて、肝心の書き味ですが…今更言うまでも無く、多くの方が絶賛する滑らかな…でも、ちゃんと筆記感を心地良く感じられる書き味です。
インクフロー多めのBニヴで書いても、滲み裏抜け無し! しかもインクの乾きも早い‼︎…この薄い紙で…驚きです。



インドヤンピーの黒革表紙も以前に触れた能率手帳GOLDと同じ心地良い質感…革の良い匂いも相まって…感動に打ち震えるオヤジなのでした。
仕事にガシガシ使わせていただきます。

GRAPHILOとLiscio-1とル・ボナーの革カバー

2016年11月25日 00時00分21秒 | ノート


秋ですねぇ…街中の紅葉も深まり、落ち葉舞い散る季節になりました。
…っと思ったら、東京は雪です!
寒い…一気に冬突入です。
ってコトで?11月も終盤に入り、そろそろ来年のスケジュール&ダイアリーをどれにするか決めなきゃと…



当初は、今使ってる‘C&L TRASCO’のA6カバーを継続で使おうと思ってたのですが…
ターコイズグリーンの革カバーが、2年近く使って、良い感じでエイジングしてきたし、入れてるノートもデザインフェルの‘MDノート’、満寿屋の‘MONOKAKIノート’と万年筆に合うノートを使ってきたので、次は、アピカの‘プレミアムCDノート’にするか!…とチョイ前までは考えてました…ましたが…万年筆メインで使うなら、神戸派計画のノートを使ってみたいな…と思っちゃいまして…。



A5サイズでは、日頃の持ち歩きにはチト大きいし…でもA6サイズは神戸派計画には無いし…
おっ!この正方形ノート…同じ神戸のPen&Messageが神戸派計画に依頼して作ったオリジナルダイアリー…158㎜×158㎜で、A6サイズより2回りぐらい大きい感じ…



スケジュールは、GRAPHILO紙を使った‘Monthly Diary’を…



ダイアリーには、Liscio-1紙を使った‘notebook’の横罫を…



どちらも万年筆用に作られたモノなので申し分無し…と言うより、自分が今まで使ってきたノートの中では、この2種類の紙が、万年筆での書き味がNO.1!…ん〜…これで決まりです。

…さて、そうなると、それに合わせたカバーをどーするか…
Pen&Messageと神戸派計画がコラボした正方形ノートには、専用の革カバーがいくつか作られてますが、いずれも、これまた神戸のル・ボナーが制作したモノを使っています。
ル・ボナーは、知る人ぞ知る革製品のメーカーで、品質は最高、間違い無し(その分お値段も高いですが…)なので、ここは思い切って、こちらも購入しちゃおうと決心…。



んで、決めたのは、ドイツのベリンガー社の‘シュランケンカーフ’を使った革カバー。
シュランケンカーフは、水に強く汚れも付きにくい上に弾力があって、スレにも強いそうで…
また、経年変化も少ないとのことなので、ここは思い切って綺麗目な色を…いつもなら濃いめの燻んだ色系を好んで選ぶのですが…今回は、オレンジかグリーンを…どちらも発色の良い明るめの色です。
どちらにするか、かなり悩みましたが…ル・ボナーのブログ(ル・ボナーの1日)で
「…今回特別に入荷した新色の艶やかなグリーンは目に染みる…」
と紹介されてた‘ジャングルグリーン’を選択。



裏側は、革鞄によく使われる‘ブッテーロ’
こちらは、使い込むと色が濃くなって艶が出てくる、エイジングを楽しむ革で、落ち着いた感じのオレンジで、こちらもなかなかの良い色です。



早速、革カバーにノートを装着…厚めのLiscio-1横罫ノートを両側に差し込んで、薄めのGRAPHILOのマンスリーダイアリーは、左の片側に差し込んで…見事完成です。



来年まであと1ヶ月チョイ…
来年の楽しみが1つ増えました…と言うか、早く使いたくて待ちきれません!