12月に入りいよいよ忘年会シーズン突入です。
ついつい飲み過ぎ、食べ過ぎで、体重増加のこの季節…年甲斐もなくハメを外して、体調を崩さない様にと、今年こそはと心に誓うバッカスです。
本日のご紹介は、Pilotのインク、‘色彩雫’の‘松露’です。
日本の文具メーカー‘Pilot’のインクだけあって、‘色彩雫’(いろしずく)ってネーミングが素晴らしいと思います。
この色彩雫シリーズには、今回紹介します‘松露’(しょうろ)の他に‘月夜’、‘紺碧’、‘孔雀’、‘冬柿’、‘稲穂’…など、日本の美しい情景を表現した色と和を感じさせるネーミングのインクが24色もあります。
(…今回も恥ずかしながら悪筆を晒してしまい申し訳ありません。)
‘松露’(しょうろ)のネーミングも松の葉に宿った露を思わせる和の心たっぷりの風情のあるものに感じます。
書いた直後は、濃いブルー…その後、みるみるうちにグリーンへと変色する様子は、賛否両論ですが…初めてこの変色を見た時は、驚きの一言、このブルーからグリーンに変化する様が大好きになりました。
緑変した色もブルーが入った、グリーンブルーって感じの色合いで、自分のブルーブラックとグリーンのインク好きの好みにピッタリ合っています。
松露を入れた万年筆は、‘LAMY’の‘Safari’、2012年の限定色‘アップルグリーン’のMニヴです。
銀座の伊東屋で、購入したものですが…伊東屋もそうですが、これくらいの金額の万年筆になると、だいたいの所は試し書きができないので、見た目の判断と後は運とで…
いちおう、置いて有るだけの全てのMニヴのペン先をじぃぃぃぃ〜っっっと見つめて良さそうなものを選びましたが…そのなど素人の検品なんてあてにならないですが…
伊東屋だからか?、ラッキーだったのか⁇…運良く当たりのペン先に巡り会えました。
明るいグリーンの軸色も相まって、手持ちのSafariの中でも、お気に入りの1本です。
今更紹介するまでもないSafariですが…
何よりも見た目のポップな感じが、お気に入りの1番の理由ですが…グリップの部分にある窪みに合わせて持つとちゃんとペンポイントが紙に当たる様に工夫されてたり、ペン軸のトコに開いた楕円形の穴からは、インクの残量が確認できたり…と機能面もちゃんと付加されてて、4000円で購入できる(ネットだと2000円代で購入できるトコもありますよ!)モノとしては、ペン先のハズレも少なく、凄く秀逸な万年筆だと思います。
毎年発表される限定色にも物欲を刺激され、ついついもう1本、もう1本と購入しちゃう…コレクションしたくなる万年筆でもあります。
自分もなんだかんだと毎年限定色を購入しちゃってるし…LAMYの手のひらで踊らされてるオヤジです。