Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan Classic M205 Demonstrater 2 / ペリカン クラシック M205 デモンストレーター その2

2018年06月22日 16時30分00秒 | 万年筆


金ペン堂より、予約していた‘ペリカン クラシック M205 デモンストレーター’を
「お渡しできる用意が出来ました」
との連絡がありましたので、神保町に行ってまいりました。



今回は、最初から金ペン堂イチオシのインク、‘ペリカン エーデルシュタイン タンザナイト’を入れる予定を話して、予約をしていたので、タンザナイトでちょうど良いインクフローになるように調整してもらったモノを受け取りました。
早速、購入したその場で、タンザナイトを入れてもらい、試し書きをするコトに…やっぱイイですねぇ…。



金ペン堂のペン先調整は、インクフローを良くした設定で、EFニブやFニブの様な細字を購入しても、細字特有のカリカリ感が無く、滑らかな書き心地なので、最近は、細字を購入する時は、金ペン堂にお願いするコトが多くなってます。
今回の‘M205デモンストレーターFニブ’も、フロー多めで、ウットリと筆欲を満たしてくれる、滑らかな書き味となってます。



予約した時は、せっかくのスケルトンに黒かと思うような濃紺のインクを入れちゃうと身もふたもないような気もしてましたが…
シルバーのクリップとリングのスケルトンに濃いブルーブラックインクは、以外に似合ってて…ピストン部分が黒色になってるのも相まって、いい感じになってます。



所有している2012年に発売になった‘M200デモンストレーター’2本と‘M205デモンストレーター’とを比べると



M205は、クリップとリングが、ゴールドからシルバーになってるのに加え、ピストンの透明だった部分が黒くなってます…
ペン軸の後ろの方(ペン尻側の方)が、黒くなってることにより、クリアー軸ながらシルバーと黒のツートーンカラーとなり、全体的に引き締まった感じを受ける仕様になってます。



せっかくなので、デモンストレーター3本を並べてみました…
左右の2本がM200、真ん中がM205…
ちなみに左側のM200EFニブには、‘ペリカン エーデルシュタイン ジェード’を…
右側のM200Fニブには、‘ペリカン エーデルシュタイン マンダリン’を入れてます。



金ペン堂の店長さん曰く…
「キャップを閉めた時にクリップとペン先がピッタリと合うように調整した」そうで…しかも徹夜で…
確認してみると確かにピッタリと一致!
意外なトコに拘りがあったりして 、それはそれで好印象。。。

キャップを閉めた時のクリップの位置って…自分も気にする方なので、万年筆によっては、何度も閉め直すコトがあります。
そういうトコ…自分、結構好きです。
益々、金ペン堂が好きになる1本の購入となりました。


LAMY Safari All-Black / ラミー サファリ オールブラック

2018年06月08日 20時50分00秒 | 万年筆


ラミー サファリの2018年度限定色‘オールブラック’が発売になりましたねぇ。

今年の限定色は、ボディもクリップもペン先も…全てブラックで、比較的オールラウンドで使える色かなと思い、いつも持ち歩いて使う常用万年筆にしようかと…
ってコトで、汎用性の高いEFニブを購入することにしました。



先日、出張先から早めに東京に戻れた日があったので、ちょうど良いタイミングだと思い、金ペン堂に行ってみようかと…
時間は夕方の5時…金ペン堂閉店まであと1時間ある…よしっ!
念のため、東京駅から金ペン堂に在庫確認の連絡をしてみると、未だお目当てのEFがあるそうなので、そのまま神保町に直行することに…



そそくさと気持ち早足で、金ペン堂に到着…現物の前で、思わずニヤリ…
全てブラックの艶消しサファリ…思った通り、いい感じ…カッコ良いです。

早速、試し書きをしようと思い、ラミーのブルーブラックのカートリッジを入れてもらうようお願いしたのですが、
ラミーのブルーブラックは、詰まりやすいので、止めた方が良いとダメ出しをされてしました。



おススメは、ラミーのブルーか、ペリカン エーデルシュタイン の‘タンザナイト’と店長さんに迫られて…
それじゃぁ〜タンザナイトで!と予定変更となりました。
まぁ、それはそれで…タンザナイトは、好きな色だし…それに色的にはラミーのブルーブラックよりもこっちの方が濃いブルーブラックだし…オールブラックには、合ってるかもな…
と、思い直してる間に、タンザナイト入りのコンバーターを装着したオールブラックが用意されたので、それでは!と試し書き…
感想は…流石…文句無しの滑らか書き味!
インクフローも多めで、EFでも充分なヌルスベの書き心地に思わずニンマリです。
国産の万年筆に比べるとFからFMぐらいの字幅になりますが…自分にとっては、これぐらいが、常用で使うにはちょうど良い太さです。

金ペン堂のペン先調整の良さは、もちろん言うまでもありませんが…EFニブの書き味は、特に良い(自分に合ってる)かな…っと実感しました。

予定外だった、タンザナイトもオールブラックの軸色によく合ってるかも…結果オーライですね。。。

ちなみにですが、
金ペン堂イチオシのインクを店長さんに聞いてみました…
イチオシは、やはり‘タンザナイト’だそうで、
他にもペリカン4001‘ロイヤル ブルー’も万年筆に優しいインクなんだそうです。

金ペン堂と言えば、ウォーターマンの‘ミステリアス ブルー’と思ってたのですが、最近インクが変わってしまって、詰まりやすくなってしまったそうで、今は、おススメしてないんだそうです。

自分の所有している万年筆にも‘ミステリアスブルー’を入れてる万年筆が、何本もあるので…これは、ちょっとショック!
色も自分好みで、安心して使えると思ってた、お気に入りのインクでしたので、今後どーするか…要検討です。



今回購入した、サファリ 2018年度限定色、オールブラックですが、
サファリのブラックは、定番品として既に2種類が発売されてて、
「オールブラックと何が違うの?」
と、疑問に思った方も多いかと思いますが…
実は、同じく疑問に思った自分、3月に開催された世界の万年筆展で、ラミーのメーカースタッフの方に質問⁉︎ 教えてもらってました‼︎

定番のブラック サファリの1つ‘シャイニー ブラック’は、艶のあるブラックボディにクリップとペン先がシルバー…ってコトで、明らかに違いが分かりますが、
もう1つの方の‘ブラック’は、ボディもクリップもペン先も全てブラック、しかも艶消しボディ…
ちょっと見、限定色のオールブラックと同じに見えますが…
よーく見ると、ブラックの色が、違うんです!
定番の‘ブラック’…実は、このブラックってネーミングは、日本国内のみのネーミングで、海外では、‘アンブラ(影)’とか‘チャコール(炭、木炭)’と呼ばれるんだそうです…黒じゃ無かったんですね!



‘オールブラック’と‘ブラック’を並べてみました。
左が限定色の‘オールブラック’…右が定番品の‘ブラック’…
画像だと分かりづらいか?…でも、確かに、左のオールブラックと違って右のブラックは、マットグレー…チャコールって感じがします。
現物を見て、‘オールブラック’のネーミングに納得…
スッキリと腑に落ちたところで、気持ち良く使いたいと思います。