長らく待ち続けて…やっっっと購入いたしましたぁ。
‘ペリカン M1005 シュトレーゼマン’
ペリカンから最初に発売予定の情報が入ったのが、1月ですので…10ヶ月!
国内販売本数が250本でしたので、まずは予約が取れるかどうかで、心配な日々を送り…
予約が確定してからも何度かの発売延期で、待ちに待って、、、待ちくたびれた頃の発売となりました。
定番品として発売されているM405とM805の‘ブラックストライプ’は、海外では、発売当初から‘シュトレーゼマン’と呼ばれているそうですが、このM1005の発売に合わせて、国内での名称も‘シュトレーゼマン’に統一したそうです。
まぁ、日本では、シュトレーゼマンと言われても余程歴史に詳しい人でないとイメージが湧かないですもんねぇ…発売時にブラックストライプのネーミングにしたのも肯けます。
今回、‘シュトレーゼマン’に名称変更したのも、それだけ、このブラックストライプが、日本国内でも定着してきたってことなのかな…っと、思っちゃったりします。
その分、自分と同じくヤキモキしながら、このブラックストライプのM1005サイズの特別生産品の発売を待ち焦がれてた、ペリカンファンの方が、沢山いらっしゃったんじゃないかと思います。
今回、予約をお願いしたのは、‘フルハルター’…
自分にとって、初めてとなるペリカンM1000/1005シリーズ…評判の軟らかペン先を楽しむなら、やっぱり太字かな…っと、思い、フルハルター 森山さんにお願いすることにしました。
9月の初めには、フルハルターに入荷したそうですが、そこから、1本 1本、予約した人に合わせたペン先調整をされて…
「ご用意が出来ました」との連絡をいただいたのが、9月中頃…
我孫子に直接訪問して、森山さんから手渡しで現物を購入したのが10月…
っと、いやぁ〜長かったですねぇ。。。
早速、現物を繁々と拝見…デカい!
大きさ比較でM800と並べてみました。
右がM1005、左がM800。
日頃、M800/805サイズを愛用していますが、見た目一回り大きく感じます。
キャップを取って比べると、ペン先の大きさも相まって更に大きく感じます。
ペン先だけ比べてみても…デカぃぃですねぇ。
思いの外のデカさにチトたじろぎました。
その大きさに些かビビりつつ…気を取り直して試し書き…
インクは、最近定番になっている、ペリカン エーデルシュタインの‘タンザナイト’を入れてみました。
ホントなら軸色に合わせて、ブラックかグレー系のインクを入れるところですが、、、自分、ブラックインクで書いた文字が至極フツーで、何となくつまらなく感じてしまうので、、、黒系軸の万年筆には、いつもDr.ヤンセンの‘ゲーテ’の様なグリーンの入った黒か、黒に近い濃紺の‘タンザナイト’あたりのインクを選択してしまいます。
今回選んだ‘タンザナイト’も濃い目のブルーブラックが、ブラックとグレーのストライプ軸にピッタリ合ってるかな?と自己満足しちゃってます。
肝心の書き味ですが…
その見た目の大きさから、書きにくいのでは?と心配したのですが…
意外と書き心地が良くってビックリ…M800/805シリーズとは違った、書く楽しさを感じさせてくれます。
このフアフアとした書き心地が何とも言えない快感…いつもの様に筆圧弱めに書くと、紙の上を滑る様にインクが出てくるし、少し筆圧強めに書くと、なんとペン先の割り切りが開いてインクが更にヌルヌルと出てくる!…そしてこのペン先の軟らかな反発力…今まで軟らかいと思って使って来た万年筆達とは、段違いに軟らかいペン先…楽しい‼︎
森山さん調整のBニブの滑らかな書き味もプラスされたペン先は、今までとは違った書く楽しさ
を感じる万年筆です。
ヌルスベの書き心地に加えて、強弱の筆圧にフアフアと答えてくれる心地良い書き心地がプラスされた…今までの2次元の楽しさから3次元の楽しさを教えてくれる万年筆に巡り会いました。
(…自分で書いててもなんだかよくわからない表現になってますねぇ…すみません。)
いやぁ〜…とにかく驚きました。
万年筆を使い始めた頃のワクワクする様な気持ちを思い出しました。
暫くはこの1本!…夢中になって文字を書きたいと思います。
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