Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan M600 Turquoise White 2 / ペリカン M600 ターコイズホワイト その2

2018年04月18日 21時57分00秒 | 万年筆


遂に発売されましたねぇ…
2月に発売予告が出てから、待ちに待ったという方も多いのではないでしょうか。
待望の‘ペリカン M600 ターコイズホワイト’です。

4月の初め頃、、、日本橋三越より入荷の連絡が入った為、ソワソワして仕事が手に付かなくなった自分は、会社を定時に脱出…そそくさと半蔵門線で三越前へ…。
ワクワクドキドキで、万年筆売場に向かいました。

きっと、ターコイズストライプのM600が、ズラァーッッッと並んでるだろうなぁ…と期待しつつ売場を覗くと…
あれっ⁉︎ショーケースに1本も置かれてない?
どこか特別にコーナーでも作ったのかと思って、周りを見渡しても…ターコイズホワイトが1本も…無い⁉︎

少し心配になりながら、店員さんに尋ねると、棚の下からターコイズホワイトが10本程入ったケースが出てきて…やっと現物とご対面することができました。

表には出さないのですか?
と、店員さんに聞いてみたら、
なんと!入荷した本数全てが予約分で無くなっちゃったそうで、予約のキャンセル待ちをしてる人も結構いるんだと、申し訳なさそうに話してました。

その後、ほかの文房具店を何件か回ってみましたが、何処の店も同様に予約で完売!…ショーケースには、1本も無い状態でした。
かなり話題になった万年筆なので、予約の段階で、入荷予定数が無くなっちゃった…って話は、ネットなどで知ってはいたのですが、都内の大型店でも店頭に並ぶこと無くSold Outになるなんて…正直ビックリしました。
特に今回自分が予約したBニヴは、元々の本数が少なかったので、日本橋三越でも数本しか入ってこなかったそうで…無事GETできて、ホッと一安心…早めに予約しといて正解でした。



早速、ペン先にインクを付けてもらい試し書き…
さぞかし滑らかな書き味が…
んっ⁉︎…少しザラつきが…
インクフローは問題ないのですが…イマイチ…悪くはないのですが…
ペリカン ジャパンの山本さんの調整の割には…イマイチ…
思わず、「これって山本さんの調整済みの万年筆ですか?」
…と、今思えば、かなり失礼な質問をしちゃいましたが…
案の定、未だ山本さんが、調整してないモノを出しちゃってるそうで…オイオイ!
山本さんが、日本橋三越に来られるのは土曜日の週1回…ターコイズホワイトが入荷したのが、火曜日…
1日でも早く欲しいとの要望に応えて、入荷と同時に予約してる人達に連絡したんだと思いますが、
日本橋三越にあるペリカン の万年筆は、全て、ペリカン ジャパンの山本さんが調整してる!って、安心感があるので、ここで購入してるって人も多いと思うんですけどねぇ…
それならそれで、入荷連絡の時にひとこと言ってくれれば良かったのに…
って、思っちゃうのは、自分だけでしょうか…。

アブないアブない…危うく、山本さん未調整の万年筆を連れて帰るトコでした。
このまま持ち帰りたい気持ちをグッッット抑えて、
店員さんに、「インクフローはそのままで、さらに滑らかな書き味に調整してもらうよう、山本さんにお願いしていただけますか?」とお願いして、その日はそのまま…後ろ髪を引かれる思いで家に帰りました。



それから2週間…なんだかんだと日本橋に行くことができず…今日、やっと、山本さん調整済みのターコイズホワイトを入手することができました。

さて、期待膨らむ書き味は…
山本さん調整のペン先は、程良い執筆感のある滑らかさ…
さすがです!文句無しの書き心地‼︎
インクは、お約束の?‘ペリカン 4001ターコイズ’を入れたのですが、
書いた直後は、紙の上にこんもりとインクが盛り上がって見える程のフローの良さ…
紙がインクを吸収した後は、濃いところはブルーに、薄いところは少し黄色が入ったターコイズブルーにと、濃淡が出て…
書いてて楽しくなるペン先に仕上がってます。



ペリカンのペン先の中では、わりと硬めの書き味となるM600ですが、Bニヴで、インクフロー多めの設定になると、かえってその硬さが、文字の滲みを抑えてくれるような気がしてます…Bニヴにしては、細かい文字も潰れることなく書くことができるのもそのせいかと…。



ホワイトベースにターコイズブルーの縞模様…画像で見る限りでは、2015年に発売になった‘M600 ピンク’程では無いですが…それでも50手前のオッちゃんが持つには、チト派手かなと…実は思ってたのですが、
現物を直に見てると、思いの外になかなかの…これはこれでアリかなと思わせる万年筆。
落ち着いた重い感じのする万年筆が多い中、華やかな明るい感じのする万年筆は、ともすると安っぽく…ちゃちく見えるモノが多いのですが…華やかさの中にも気品を感じさせる物作りは、さすがはペリカン !と唸ってしまいます。

ターコイズホワイト…使うなら、やっぱり夏かな!と…
あいにく今日は、雨模様の肌寒い1日でしたが…
ミンミンとうるさいくらいに蝉の声が聞こえる暑い日に、雲ひとつ無い青空と同じ色の万年筆とインクをヘビーユーズしてみたい…活躍するのは、3ヶ月ほど先ですかね⁉︎
それまで待てるか?
とりあえずは、注入した ペリカン4001ターコイズが、無くなるまでのしばらくの間、楽しんで使ってみようと思います。

Pelikan ‘Spirit of 1838’ / ペリカン スピリット オブ 1838

2018年04月10日 20時30分00秒 | 万年筆


今年、創業180周年を迎えるペリカンより、創業180周年記念の限定品 ‘スピリット オブ 1838’が発売される情報が入って来ました。



ペリカン の創立記念日1838年4月28日から取ったネーミング、、、歴史あるペリカン の180周年を記念する万年筆です。



同じく記念万年筆として、5年前に発売された、175周年記念の万年筆‘Jubilee Pen / ジュビリー ぺン’



‘M101Nリザード’をベースに、、、18Kのペン先、キャップの上部・首軸・尻軸にスターリングシルバーを使用…更に天冠にあるペリカンマークには、3コのダイヤモンドが埋め込まれた、豪華な仕様となってましたが…



180周年記念の‘スピリット オブ 1838’は、黒とシルバーのツートンカラー…大人し目?…渋い⁇…いやいや、とんでもございません!



M1000をベースに、、、オリジナル刻印が入った18Kロジウムプレートのペン先、ボディは、スターリングシルバー製で、こちらもオリジナル刻印が施されています。



尻軸には、限定販売数180本のリミテッドNo.を刻印…



そして、天冠にあるペリカンマークには、3コのダイヤモンドが埋め込まれた、超豪華な万年筆です。



気になるお値段は…¥360,000+税!
凄いですねぇ…さすがにこれは手が出ません。
国内販売数は、25本…いったい どんな方が購入されるのでしょうか…
やっぱり大企業の社長さんとか…弁護士?…お医者さん⁇…
発想が貧困なビンボーサラリーマンには、雲の上の…イヤイヤ夜空に輝く星の様な逸品です。

せめて…どこかの店頭で、現物を見る機会に巡り会いたいと願うばかりです。

ロイヒトトゥルム1917 銀座伊東屋 POP UP ストアに行って来ました

2018年04月06日 18時00分00秒 | 日記


3月28日〜4月9日の期間限定、銀座伊東屋で開催されている‘ロイヒトトゥルム1917’のPOP UP ストアに行ってきました。



いざ銀座伊東屋のB1へ…
そこはもう夢のような世界…
そこら辺の文房具店では、なかなかお目にかかれない…あったとしても、お店の片隅にひっそりと慎ましく置かれてるノート…ロイヒトトゥルムが…
一生分…いや、それ以上のロイヒトトゥルム1917ノートをこの目で見ることができて、その圧倒的な品数に感動、感涙いたしました。



日本では、春から初登場となる‘ソフトカバーノート’や、中紙面のドットや文字、小口部分が赤色になっている‘レッドドットノート’…
そして既に発売になっているノートのA5、 A6サイズの全カラーを会場で手に取って見るコトが出来ます。
会場に置かれてる商品は、そのままレジに待って行って、購入可能!
あの色もこのサイズも…とついつい両手に数冊づつ…危うく全部購入しちゃいそうになりました。



ここは一呼吸置いて…欲望渦巻く心を落ち着かせて、お財布と相談…。
厳選に厳選を重ねて、渋々…涙を飲んで…
新色の‘フレッシュグリーン’の横罫A5サイズと‘レッドドットノート’の‘アーミー’A5サイズを選択しました。

‘フレッシュグリーン’は、カラーラインナップの中に入っていた‘ライム’と入替の2018年の新色。
ライムよりグリーン寄りの明るめのパステルカラーです。



‘レッドドットノート’は、‘アンスラスト’、‘ロイヤルブルー’、‘アーミー’の3色のラインナップ…
赤色の小口と同じく赤色の栞が、かなりカッコいい…普段は、横罫か方眼のノートばかり使って、ドットは使わないのですが…これは、ドットを使うしかないと決意させるノートです。

オマケとして…
会場で購入したノート1冊につき、ノートと同色のHB鉛筆を1本貰えます。
この鉛筆、結構カワイイです。。。

また、ポップアップストア開催期間中は、購入したノートに無料で名入れをしてくれるそうで…これはお得!
ゴールド、シルバー、銅色の3色のいずれかの色が選べます。

せっかくなので、自分もお願いするコトに…
フレッシュグリーンの方には、ゴールドで、
アーミーの方は、銅色で名入れをお願いしてみました。
出来上がりは翌日になってしまうそうで、受取りは、後日に…次回訪問まで暫くは、楽しみに待つことにします。

明日、明後日の土日は…混み具合にもよるそうですが…その場で名入れ出来るそうですので、少しの待ち時間で、自分専用の名前入りロイヒトトゥルムを手に入れるコトが出来ますよ!



このイベントは、ロイヒトトゥルム1917とバレットジャーナルのコラボ企画、会場の彼方此方に、ロイヒトトゥルムを使った、バレットジャーナルの使用例が置かれてて、
「おっ!こんな使い方もあるのか‼︎」
って、発見も沢山ありました。

お試しにバレットジャーナルの体験ができる様にテーブルも用意されてますので、思い切ってチャレンジしてみるのも良いかも…新しい世界が開けるかもしれません。

出来れば、こんなイベントを全国で開催してもらって、もっと沢山の人にロイヒトトゥルムを知る機会を作って欲しいと思います。
商品的はとても良いノートですので、きっとファンも増えるかと…
もっと沢山の人が使って、もっと沢山の文房具店に置いてもらって…いつでもどこでも購入できる様なメジャーなノートになって欲しいと切に願います。