Bacchusの欲望日記

グータラだけど物欲、食欲、睡眠欲…欲望だらけの私、Bacchusの日記です。

Pelikan Classic M200 Marble Brown / ペリカン クラシック M200 マーブルブラウン

2017年11月29日 05時40分07秒 | 万年筆


ペリカンのクラシックM200 シリーズの新色、‘ブラウンマーブル’が発売になります。
クラシックM200 シリーズの限定品としては、以前に発売になった、‘スモーキークォーツ’や‘ブルーデモンストレーター’、‘カフェクリーム’などなど…けっこう多くの万年筆が発売されてますが、定番品では、‘ブラック’、‘ブルーマーブル’、‘グリーンマーブル’の3種類と意外とラインナップが少なめの展開となっています。



大きさは、M400とほぼ同じサイズ、ペン先はスチールですが、思いの外軟らかめの書き心地、しかもピストン吸入式なのに1万円台での価格設定…と、なかなかコスパの高い万年筆じゃないかと思います。



限定品は、定番品に比べ¥2,000程高めだし、既に何本も持ってるシリーズなのですが、発売されるとついつい購入してしまうので、定番品はその分…まぁ、いつでも買えるしね!っと思っちゃって買いそびれちゃってるのが現状…‘グリーンマーブル’なんか、けっこう自分好みの万年筆なのですが、ついつい後回しになっちゃってますねぇ…。



今回発売される‘ブラウンマーブル’、画像を見ると、濃いめや薄めの茶色が混ざり合うマーブル模様…薄めの茶色(黄色?)の部分は、パールのような輝きを出してます。
これからの寒い季節にピッタリの暖かくて穏やかな感じがして、なかなかイイ感じです。
買っちゃおうかな!…でも、定番だし焦ることはないか⁉︎
…今度ばかりは、購入しちゃいそうな魅惑の万年筆です。



…と、改めて価格の表記を見てみると…万年筆で、「¥15,000+税」と書かれてる!
あれっ⁉︎…これって定番品だよなぁ…?
定番品だと、「¥13,000+税」じゃないのか⁇
ちょうど、銀座伊東屋に行く用事があったので、万年筆コーナーの店員さんに聞いてみました…
なんと!クラシックM200 シリーズは、12月から値上げになるそうです‼︎
現行の¥13,000から¥2,000の値上げで¥15,000…約15.4%のアップ…
元々の価格設定が安め?ってコトもありますが、アップ率で言うとけっこうな値上げですねぇ。。。
ん〜…これは、‘ブラウンマーブル’の前に‘グリーンマーブル’を購入しとくべきか?12月まであと2日…悩みます…。

はっ!自分、もしかして、上手い具合にペリカンの術中にハマっちゃってるかもしれません…。

アシュフォード ルガード マイクロ5 銀座伊東屋限定 カーキ

2017年11月22日 20時20分01秒 | ノート


銀座 伊東屋で開催されている「システム手帳サロン」に行ってきました。
お目当ては、アシュフォード✖️趣味の文房具 システム手帳 マイクロ5 ‘エルフィン’
いつもなら通販でしか購入できない趣味の文房具コラボの商品が、今回このイベントに合わせて、特別に店頭販売されると聞き、銀座まで出張ってみました。



以前に購入した、同じくアシュフォードと趣味の文房具のコラボ商品 ‘ブルーコードバン システム手帳 マイクロ5 ’ が、甚くお気に入り状態の自分ですが、、、外出先でのスケジュール管理とToDo管理用として大活躍のこのシステム手帳にプラスして、いつでもどこでもサッっと取り出して、サッっとメモれるメモ帳としての手帳も欲しいなぁ…なんて…。

今まで使ってた‘ロディアNo.11+専用革カバー’があるじゃない⁉︎
…書いたメモのうち、取っておきたいモノと捨てちゃうモノを選別して、必要なモノはそのままストックしときたいし…ってなるとシステム手帳が便利じゃない!
んじゃぁ、もう1サイズ大きめのミニ6とか更に大きなバイブルサイズにして、一冊にまとめたらいいじゃない⁉︎
…なんて考えたりしたのですが…
このマイクロ5 のサイズ感…ワイシャツの胸ポケットに入る、手のひらサイズ…やっぱりこのサイズがイイんですよねぇ。。。
ってコトで、2冊目のマイクロ5 の購入を目論見、革の種類、色、形、そして価格…と色々と検討した結果、選んだのが、またもやアシュフォードと趣味の文房具のコラボ商品‘エルフィン’のフォレストグリーンでした。
タイミング良くこのイベントの話を知った時は思わず、オジサン、小躍りしてしまいました。



と・こ・ろ・が…開催期間も半ばを過ぎてから行ったのが遅かったからか…
たまたまタイミングが悪かったのか…
ネイビーブルー、フォレストグリーン、ダークブラウンの3色のうち、フォレストグリーンだけが売切れ…人気のある色みたいで、期間中前半に結構な数が売れちゃった様です。
残念無念…意気消沈…。
まぁ、せっかく銀座まで来たコトだし、とりあえず他の商品でも見て気を紛らわすかと、落胆の中、会場をフラフラと彷徨ってました。



…と!
アシュフォードの手帳が並ぶコーナーの前で、キラキラと輝くダークグリーンのマイクロ5 の手帳が…
形は、‘ルガード’という種類のマイクロ5 なのですが、こんな魅惑的な色は無かったよなぁ…
と思いつつ、近くにいたアシュフォードのスタッフさんに聞いてみたところ、
伊東屋限定で作った、カーキとブラウンの2色のルガードのうちのカーキの色の方なんだそうで…
カーキ?…ん〜…カーキねぇ…ってより、やっぱりダークグリーンって感じかなぁ。。。
まぁ、とにかく、自分好みの良い色の革です!
つい先程までの落胆が嘘の様な…いや、逆に‘エルフィン’が欠品になってたのに感謝してしまいそうになる程、テンションアゲアゲな感じになってしまいました。
一目惚れですなぁ…。

カーキとブラウン、各色限定50冊の販売だそうで、先に入庫した30冊の残り最後の1冊でした。
ん〜…運命感じてしまいます。



この‘ルガード’、
ベルギーのタンナー、マズール社でじっくり時間を掛けてタンニン鞣しと水染めをした牛革(ステア)を日本の熟練の職人さんが丁寧に作成した、アシュフォード最高品質の手帳!



なんと言っても、みずみずしく濡れた様にキラキラ輝く独特の艶を放つダークグリーンの革は、見ててウットリ…ヌメッっっとした触り心地にも更にウットリ…思わず1人ニンマリしてしまいます。



早速、リフィルを入れてみました…今回はメモ、雑記用ってコトで、6㎜横罫のメモリーフと、



横式のメモリーフの2種類を…
そして、専用のペンホルダーもプラス。



ペンは、‘カランダッシュ’の2016年クリスマスコレクションの‘オリーブブラック’を使うことにしました。
…なかなか良い感じです。



いっしょにブルーコードバンも…マイクロ5 コンビでパチリ!
良いですねえ…これで、嫌な仕事も少しはヤル気が出そうな気が…しま…す。
仕事の相棒がまた増えました。

Pelikan M800 Italic Writing / ペリカン M800 イタリック ライティング

2017年11月18日 07時40分00秒 | 万年筆


金曜日の午前中に入っていた仕事のアポイントがやっっっと終わり…とりあえず、遅めのお昼を食べ…
さて!どーするか?と暫し思案…仕事は相変わらずの山積み状態なので、会社に戻って…と思ったのですが…
週末の金曜日の午後、既に気持ちは週末モードに入ってて、まったくやる気なし!…なので、そのまま直帰にして、午後はサボっちゃうことにしました。

でも、取り立てて行きたいトコがあるわけでも無いので、久々に日本橋→東京駅の文房具店ルートをブラブラ徘徊してみることにしました。
日本橋三越に行って、パイロットの‘カスタム742’の色々なペン先を試し書きで楽しんだ後、今度は、日本橋丸善に移動…
店員さんと最近発売になったペリカンの ‘M605 ホワイト ストライプ’ の話をしながら、ペリカンの限定品の並ぶショーケースを眺めていると ‘M800 ルネッサンス ブラウン’ の隣に定番品の緑縞や青縞、黒軸のM800 が置いてあって…でも何故かそこにも限定品の文字が…?
どー見ても普通のど定番のM800 なんですが、限定品 …「イタリック ライティング」 の文字が…
んン?…「イタリック ライティング?」
自分の知っている「イタリック ライティング」って、6、7年前に限定販売されて、あっという間にSold Outになった、イタリック ブロード(IB)のペン先の万年筆だけど…と思わず2度見、3度見、4度見…
「あのぉ、コレって…?」と店員さんに聞いてみると、
「あっ!気付かれましたぁ⁉︎」と店員さん、笑顔で返答…
「6、7年前に出た ‘イタリック ライティング’ ですか?」
「そうなんですよぉ〜!」と驚きの回答が…



「なぬぅー!」動揺、狼狽、混乱で我を忘れてる合間に笑顔の店員さんが、‘IB’とペン先に刻印されたM800 の緑縞を見せてくれました。
…もう、既にその時には、その笑顔の誘惑に抗える力は、自分には残っていませんでした…。



‘ペリカン M800 イタリック ライティング’
ペリカンの通常の3Bニヴよりペンポイントを平たくして、ヘラ形状仕上げにする事で、縦線はより太く、横線はより細く書ける様にしたモノで、アルファベットならカリグラフィーのような文字が、日本語なら明朝体のような文字が書ける…楽しそうな…ペン先になってます。

自分が所有しているM800 は、全てペン先が丸研ぎになってて、とても滑らかで書きやすく、縦線も横線も同じ太さで文字が書ける、実用的な万年筆ですが…
昔のペリカンの万年筆、特にM以上の太字のペン先は、この‘イタリック ライティング’の様なペン先(イリジウム)の研ぎ方になってて、独特な文字を書くことが出来たそうです。



店員さんに勧められるがまま、インクを付けペンした、‘イタリック ライティング’を試し書き…
おぉ〜…確かに!縦線が太くて横線が細く書ける…カリグラフィー…明朝体…楽しぃぃぃ〜…!
書き始めにインクが紙に乗らなかったり、途中でカスレが出たりしますが…このペン先の特徴なのか、自分の書き方が良くないのか…少し気を使って書かなきゃいけない?…練習が必要な万年筆かな⁇
それでも、楽しい…面白い万年筆ですねぇ。
お店にある在庫4本を全て試し書きさせてもらい、1番相性の良かった1本を購入…しちゃいました。
笑顔で対応して頂いた店員さん、ありがとうございました。

この‘イタリック ライティング’(IB)のペン先は、特典として、試し書きして気に入ったペン先を他の気に入ったM800 の軸に取り付けることができるそうで、
たとえば、お店にある限定品の‘M800 ルネッサンス ブラウン’や‘M800 バーント オレンジ’などに取り付けてもらう…なんてコトも出来るそうです。

この特典には、軸を何にするか悩みに悩みましたが…結局は、一周回って、ど定番の緑縞の軸に付けてもらうコトに…
実は、自分、これだけペリカン!ペリカン‼︎と言っときながら、グリーンストライプのペリカン万年筆を1本も持ってなくて…いつでも買えると思うと、つい限定品を先に購入してしまい、定番品は1本も持ってない!なんて状態でしたので、これを機会に!
見た目はフツーだけど中身はチョーレアな万年筆にして、なかなか購入できなかった、緑縞を購入することにしました。



ところで、この‘イタリック ライティング’が、なぜ日本橋丸善に?…今後の追加入荷はあるのか⁇…他の店では、発売されるのか⁇?
店員さんに聞いてみました。
…どうも、ペリカン ジャパンのデットストックが数本出てきたそうで…
日本橋丸善にどーですか?と問い合わせがあり、あるだけの本数全てを日本橋丸善で引き取ったんだそうです。

自分がお店を訪問した時には、残り4本の在庫…もし、1週間遅れて訪問してたら、こんな出会いは無かったかも…ホント、ラッキーでした。
11月17日 金曜日のお昼の時点で残り3本の在庫、、、追加の入荷は無いそうなので、これがホントに最後のチャンスかもしれません。
購入希望の方がいらっしゃったら、急ぎ日本橋丸善に走ってくださいね!