‘工房楔’のノック式ボールペン‘ルーチェ’を購入しました。
木工家の永田篤史さんが、ステーショナリーを中心とした木製品を製作されている工房、工房楔(せつ)から発売されているボールペンです。
ペン軸が、ブラックウッドやチーク、ローズウッドなど色々な木を素材として作られていて、
自然の中で作られた、木のこぶ杢を使った木目模様は、木の種類によって様々な色や模様があって、
平面の中に3次元の奥行きを感じられる、思わず見入ってしまうボディをしています。
また、同じ種類の木を素材として作られたモノでも、1つとして同じモノが無い、自分だけのオリジナルってのも魅力の1つだと思います。
自分の好みは、別名インドシタンと呼ばれる花梨のこぶ杢…
複雑な木目が特徴で、1年程前に購入した、花梨こぶ杢の0.7㎜のシャープペンシルは、プライベートの外出で、ちょっとした書き物をする時などに使ってます。
木の温もりを感じながら文字を書いていると…なんだか、日頃の忙しない毎日とは違って、ノンビリとした大らかな気分にさせてくれる、不思議なシャープペンシルです。
また、ほのかに香ってくる木の香りも、気持ちを落ち着かせる効果を持ってるのでは…と感じてます。
工房楔には、ノック式のボールペンが発売されてて、その中にも花梨こぶ杢の軸のモノがあるので、前々から気にはなってたのですが…
ボールペンって、書き味がねぇ…
当たりハズレが…って言うより、ある程度筆圧をかけて書かなきゃいけないモノが、ほとんどなので、、、ほぼほぼ自分にとってはハズレの書き心地…
三菱の‘ジェットストリーム’やカランダッシュの‘ゴリアット芯’の様な滑らかな書き心地なら良いのですが…
たぶんジェットストリームやゴリアット芯は、適合しないだろうしなあ…っと見た目はお気に入りでも、購入するのを、ずっと躊躇してました。
先日、神戸の‘ペン&メッセージ’に訪問した際、ちょうど工房楔のノック式ボールペン‘ルーチェ’の花梨こぶ杢の在庫があったので、試し書きをさせてもらったら…
あらっ!なんじゃこりゃあ‼︎つと思う程の滑らかな書き味…
これは凄い、、、ジェットストリームやゴリアット芯を凌ぐ、驚きの滑らかさです。
‘S.T.Dupont’(エス・テー・デュポン)のディフィボールペン リフィル‘easy FLOW’という おフランスのリフィルだそうです。
ヨーロッパタイプ…いわゆる「パーカータイプ」と呼ばれるサイズなので、パーカーはもちろんですが、ペリカンやファーバーカステル、デルタなどにも使えます!
これは良いリフィルに出会いました‼︎
…これをペリカンのK400に使って…っと新たな欲望まで湧いてきちゃいました。。。
お気に入りの花梨こぶ杢のペン軸にeasy FLOWのリフィルのボールペン…
抗う理由が見つからない…購入させていただきました。
実は、この花梨こぶ杢のボールペンとシャープペンシルの他に、鉛筆に使う補助軸、エクステンダーも工房楔の花梨こぶ杢を購入してて…
万年筆ばかりではなく、この3本を持ち出して…
0.7㎜ファーバーカステル2Bのシャープペンシルの書き味と…
同じくファーバーカステル9000番6Bの鉛筆の書き味…
そして、S.T.Dupontのeasy FLOWのボールペンの書き味を
取っ替え引っ替え楽しむ時間が増加している、今日この頃です。