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初デルタです!
1982年、まだ創業34年の新しいメーカーですが、南イタリアのパレーテってトコで、アルチザンと呼ばれる職人さんが1本1本手作業で作ってるという万年筆メーカーだそうです。
デルタと言えば、何と言っても、鮮やかなオレンジレジンの‘ドルチェビータ’が有名ですが、、、ビンボーサラリーマンの自分などは、そのひっくり返るような値段に遥か雲の上の高嶺の花を見つめるかの様にただただ憧れるばかりです。
…そんな、なんとなく遠い世界の話の様な気がしてたデルタですが…‘ヴィンテージ’って言うお安い(…って言ってもそこそこ立派なお値段ですが…)シリーズが発売されてて、色々な軸色が出てるうえに、ちょいちょい限定色も発売されることから、結構人気があるらしいです…正直、自分はあまり知らなかったのですが、「趣味の文具箱vol.37」の表紙を飾った緑色の綺麗な万年筆を見た時、オジちゃんは、このグリーンのマーブル模様のイタリアの万年筆に一目惚れをしてしまったのでした。
そんなタイミングで、、、たまたま立ち寄った金ペン堂に1本だけ置いてあるのを発見!
日本限定125本、徘徊した他のお店では何処にも置いてなかった‘プリマベーラ’が目の前に…買っちゃいました。。。
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そんなデルタ ヴィンテージシリーズの限定品 ‘プリマベーラ’ですが…この万年筆、スチールペン先、しかもカートリッジ限定、しかもしかもショートタイプのカートリッジしか使えないという…いつもの自分なら買うのを躊躇してしまうハズのブツなのですが…金ペン堂ラスト1本と言われると、もう止められませんでした。
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インクは、メーカー純正品のデルタのグリーンのカートリッジにするか…それとも、モンブランのアイリッシュグリーン…エルバンのエンパイアグリーン…等々…これまたいつもの事で、色々と悩みましたが、、、前々から気になっていたFarber-Castellの‘moss-green’のカートリッジを入れてみました…フローも良く、濃いグリーンで、濃淡が出てなかなか良い感じです。
肝心の書き味ですが…これぞ金ペン堂の書き心地…何の引っ掛かりも無くスベる様に文字が書ける「素晴らしい!」…いや「marvelous‼︎」の一言です。
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お見苦しい筆跡を晒してしまい申し訳ありません…。
このスチールのペン先、硬いんだけど滑らか…小日向京さんがブログで書かれてた「芯のある硬さが、なめらかさの中にある…パスタで言うならアルデンテの歯ごたえのような…」の表現がぴったり!
流石!上手いことをおっしゃいます‼︎…そうそう、そのとおり…アルデンテの書き味です。
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更に「…ついつい1本また1本と増やしていきたくなる万年筆…」と語られてる様に、今までデザインと製品への安心感のイメージからドイツ製のPelikanとLAMY、そして日本製では、Pilotにしか興味を持たなかった自分が、、、もう1本!別の軸色のヴィンテージシリーズを買っちゃおうかなぁ…なんて気持ちになってます…イタリア万年筆、‘DELTA(デルタ)’恐るべしです。