あと数日で2月も終わり…もうすぐ春ですねぇ。
春が近づくと、入学シーズンに合わせて、色々と新しい文房具が発売されます。
万年筆の世界でも、新製品や限定品などの発売が、多くなる季節…
3月1日からは、丸善日本橋で、「世界の万年筆展」が開催…
3月15日からは、三越日本橋店で、「世界の万年筆祭り」が開催されます。
そんなこんなで、いつにも増して物欲が刺激されるのが春!
自分にとっては、3月、4月は、出費月なんで、去年の年末あたりから、財布の紐をキツく縛る節約の日々を送る毎日…のハズなんですが…。
このタイミングで、‘工房 楔’の0.7㎜シャープペンシルの入荷情報が、‘Pen&Message’のホームページに掲載されてしまい、思わず頭を抱えてしまいました。
0.7㎜のシャープペンシルは、既にLAMY2000ペンシルを所有してますが、これは、会社の社内で、仕事用として使ってます…0.7㎜の太めで、2Bの濃い目の芯が好きで、考え事をしてる時など、思いついたコトをノートにガシガシ書き出す時などにとても役立っています。
そこで、出先?プライベート⁇でも、0.7㎜のシャープペンシルがもう1本欲しいなと、前々から考えていました。
いくら使い勝手が良くても、同じモノを買うのもつまらないので、どーせなら別のモノを…
LAMYのスクリブル…は、短めのペン軸が携帯に便利で、ちょっとしたメモ書きには良さそうですが、長めの文章を書くとなると少しなぁ…
PelikanのD400!王道の緑縞…は、と思いましが、どーせならお気に入りのM400茶縞とK400の茶縞に合わせて、D400の茶縞で、万年筆、ボールペン、ペンシルをお揃で…って、あれっ⁉︎400シリーズの茶縞には、D400(シャープペンシル)が無い‼︎…なぜ⁉︎
では、カヴェコのペンシルスペシャルで手を打とうか!…と考えたのですが、なぜかイマイチ気が乗らず…
そんなこんなしてるトコでの、この‘Pen&Message’の入荷情報でした。
工房 楔(せつ)は、岐阜の木工家、永田篤史さんが立ち上げた、ステーショナリーを中心とした木製品工房です。
木の杢目の模様を活かした、万年筆ケースやボールペン軸、鉛筆補助軸のエクステンダーなどを作成されてます。
…実は、前々から、この木目を活かした軸のシャープペンシル…特に花梨の杢の模様を軸にした、0.7㎜のシャープペンシルは、その特徴の複雑な模様に心惹かれてて…
でも、幸か不幸か、この商品がずっと欠品となってて…まぁ、縁が無かったってことかなと半分諦めていました…が!
LAMYのスクリブルでも、PelikanのD400でも、カヴェコのペンシルスペシャルでも、
イマイチ他のシャープペンシルに気持ちが乗らなかったのは、きっとこの時!この瞬間‼︎を心の何処かに待ち望んでたからだと、運命感じちゃた自分は…その場で、ポチッてました。。。
そして、手元に届いた‘花梨 こぶ杢’の0.7㎜シャープペンシル…
形や重さは、仕事で使ってる‘LAMY 2000 0.7㎜シャープペンシル’に近い感じで、長時間の筆記でも快適に使えそう…
実際に手に持って書いた瞬間、バランスの良い重量感に、買って正解!大当たりだと確信しました‼︎
ちなみに、このペン軸に使われている素材の花梨ですが、果実のカリン…柏原芳恵の「花梨」(古っ!)…とは違う別の木で、別名‘インドシタン’と呼ばれる、タイ、ビルマなどの東南アジア原産の木だそうで、家具や楽器などに使われる高級木材だそうです。
替芯は、Farber-Castellの2Bを入れてみました。
これくらいの濃さだと筆圧を掛けずに書いても、快適な書き心地…
シャープペンシルで、字を書くのも楽しいですねぇ…と改めて感じました。
使ってる途中で、なんだか良い香りがするので、何気なくペン軸の匂いを嗅いでみたら…
木の良い香りが…ここでまた改めて、良い買い物をしたとご満悦になりました。
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