棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

どろぼうー。私の非常敷食を

2008-03-03 17:42:43 | 賢犬さくら
水ぬるむ朝でした。とはいっても、マイナス2-3度
日陰は凍りついた雪がしっかりあり、朝の散歩で
お父さんはころんでしまった。

もやーーとした日差しに いねむりをしていたら
下の畑から獣の気配がする。
ガバ!と起きたら、なんと畑の隅に埋めておいた
私の非常食を、狸がほりおこしているではないか。

どろぼーー。お父さん!フリーにして!

寝ぼけ狸め!ヨタヨタしながら逃げていった。
このまましゃー 夜にはアイツにもっていかれてしまう。

当然の要求は無視され、腹立たしい一日に。
夕方はグッと寒くなってしまった。

39-棚からぼた餅-因果関係

2008-03-03 09:37:22 | 賢犬さくら
かたや福の神は、続く豊作でお供え物がどっさりあがり、
ますます大きくなっていったのです。
お供え物があがるのは大歓迎ですが、
なにやらの願い事には面食らってしまいました。

家内安全・お家繁盛・五穀豊穣・大願成就などはまいどのこと。
「ハタオリとお裁縫がうまくなりますように」 
アカギレの手で、やっと書いたと思われて、かわいらしいが、
「富くじが当たりますように」とか「お宝頂戴。嫁っ子ほしい」
などは虫がいい。
中には「子供ができますように」「子供の虫がおさまるように」
「顔がよくなるように」

いずれも福の神にしたら迷信で、お門違い。
「わしゃーそんなことはできません・・」
と、まったくやる気なしの、ノーテンキ。

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本