ご近所の方が「コレ食べるかい。けっこうウマイじ」
と小さなひょうたんのような形や、アケビに似たものなど、見たことも無い実をもってきてくれた。
なんとも甘い臭いに、南国の旅を一気に蘇らせてくれた。
すかさずパクッ! 見た目は黄緑の皮だか゛なんともやわらかく、フワーと甘みが広がる。
似た味があったのだがなんとも思い出さない。
「ポーポーてオモシレー名前だけんど、内のモンは生臭さがイヤだと人気なしせー。原産は南国の果物かいねー。
昔はけっこうみんな作ったもんだけど、いまわあんまり聞かねーじ」
初めてのくだものだが、この生臭さがなんともいい。
果物の王様ドリアンほどではないが、いくぶん似た味かもしれぬ。とりこになってしまった。
寒い信州でこんな南国的な果物ができるとは。
さっそく樹をみにいくと、小さいけれど面白い形をした実がいっぱいついていた。
大きな実は握りこぶしくらいで、中には5ミリ径くらいの実が5-6コはいっている。
ためしてないが、肉腫はこのままパンのジャムになりそうだ。
検索してみましたら明治時代から栽培されていたのでする。
南国の果物流行ですが、このポーポーなんか再発見だとおもいます。
ただし、品種改良して形・大きさなどと、味ッケのないものにしてしまうのでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%BC