棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

新春写真展 極美の京都

2009-01-04 11:46:57 | 山郷の暮し

新春 極美の京都写真展
写真家である兄の写真展を、松本美術館で開催しています。
写真展特有の整然とした展示壁面とは全く違った、床から天上まで、京都の色彩に溢れています。
鉾の写真は2.5Mの掛け軸仕上げで、10本ぶらさがり、ふわふわと動く様は巡行のようです。
少女のスッピンから舞妓さんに仕上がってゆく過程など、特別な取材であったようです。
記録的な写真でもありますが、一点一点完成度の高い作品で、長時間じっくりと観ていかれる方々ばかりです。

会場風景    私めでございます  複写などを紹介していきますヨロシク

人間の役目-60愛欲曼荼羅

2009-01-04 09:13:32 | 大人の童話
代インドでは、神様がじぶんのお相手として人間を創造された。人間は他の動植物とは特別な創造物だけに、神は人間に役目を授けた。
『世界の存在を認識しなくてはならない』と、なんとも哲学的・宗教的義務を背負わせた。
つまり、この世にはむだなものは一つとしてない! という存在することの意義を、終生探求していかなくてはならない義務だ。
難しい・ものスゴーーーく難しいが、古今東西の哲学・宗教がこのことに尽きるといっても過言ではあるまい。
『人間は考える葦である』といったパスカル哲学を思い出しはしないか。
百花繚乱ともいえる教えのある中で、古代インド哲学は性を人間本来の姿であると肯定していることがスバラシイ。
「歓喜の舞」 墨彩画 110-90cm

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本