1 終戦65周年への個展準備
今年は私と同年の終戦65周年だ ! といっても「年金がもらえますねー」くらいの反応しかない。
美術界やイベントも終戦65周年の節目を迎えて様々な企画があると思ったが、そうでもない。
節目の周期だと思っていたのは私だけのようであるが、私にとって大切な年なのです。
1960年代からはベトナム戦争をはじめ、世界中で紛争が絶え間なく続いた。
お金になりやすい日展系の画壇に属していたわたくしだったが、反戦運動の盛り上がりと共に、安穏とアカデミックな画壇に疑問をいだきはじめたころでもある。
反戦を強く主張した絵を出品するようなり、私をかわいがってくれた大幹部の大先生から「岩淵君 うちの会では君のテーマでは評価されないよ。普通に描きなさい」と忠告を受けた。
ヤットなれた会員であったがフツーーの絵を描くのがいやになり、あっさりと脱会をしてしまった。
人間の愚行の最たるものが戦争であり、やがては自然破壊へと果てしなく続いている。
私は真情としてそれらを告発することをテーマに、折々の社会時評を描いてきた。
そして、終戦65周年には描きためた「人類の愚行-戦争」をテーマにした40年間の作品展示をしょうときめていたのです。
今年は私と同年の終戦65周年だ ! といっても「年金がもらえますねー」くらいの反応しかない。
美術界やイベントも終戦65周年の節目を迎えて様々な企画があると思ったが、そうでもない。
節目の周期だと思っていたのは私だけのようであるが、私にとって大切な年なのです。
1960年代からはベトナム戦争をはじめ、世界中で紛争が絶え間なく続いた。
お金になりやすい日展系の画壇に属していたわたくしだったが、反戦運動の盛り上がりと共に、安穏とアカデミックな画壇に疑問をいだきはじめたころでもある。
反戦を強く主張した絵を出品するようなり、私をかわいがってくれた大幹部の大先生から「岩淵君 うちの会では君のテーマでは評価されないよ。普通に描きなさい」と忠告を受けた。
ヤットなれた会員であったがフツーーの絵を描くのがいやになり、あっさりと脱会をしてしまった。
人間の愚行の最たるものが戦争であり、やがては自然破壊へと果てしなく続いている。
私は真情としてそれらを告発することをテーマに、折々の社会時評を描いてきた。
そして、終戦65周年には描きためた「人類の愚行-戦争」をテーマにした40年間の作品展示をしょうときめていたのです。