棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

「落語家論 柳屋小三治」より

2012-12-20 09:37:06 | 山郷の暮し
岩塩の話
スパゲッティの王者アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノのレピシーが書かれている。
なかでも塩が大切で、日本の塩はただショッパイ!だけでマズイ。
たしかにそのとおりで、私も岩塩の旨さを知っている。日本で自然塩だと称してもマズイ。
話を戻すと、中国の塩がいいという。しかも、セブンイレブンで売っている普通のものでいいと。お土産に推薦とか・・知らなかった。

文には岩塩が手に入らないとこぼしているが、私の体験を話そう。
よく行ったネパールでは岩塩ばかり、といってもいいくらい。
チベットからヤクの背中に括りつけられ、ヒマラヤを越えようやく届いた岩塩は、ずっと昔からの交易品だ。透明なもの・黄色がかったもの・赤味のあるもの・白色・黒ぽいものなど、当然値段は異なる。
味はなんともいえないアマミがある。またミネラル一杯と言うかんじの硫黄かゆで卵のような香りと味だ。
現地ではこの岩塩をすりつぶし、一夜漬物を作ったりした。当然だが化学調味料などかける必要は無い。
また、この岩塩と唐辛子をミックスしたものを舐めると元気がつく。

この岩塩を輸入しょうと思い立ったことがあったが、ネパール政府の許可が降りず、いつの間にかヤル気がなくなってしまった。
ネパールの友が我が家に来宅土産は岩塩にしてもらっているが、やはり大量には持ってこれないらしい。
岩塩は、しゃぶっているだけで美味いのである。
そうそう。岩塩は名前の通り石の塊で、ものすごく硬いのです。水晶の塊みたい。

ryusun

つぶやき

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子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本