
以前飲んだメディアノーチェと同じく日本人ワインメーカー和田ロベルト恒多氏とカミノアルワイナリーが共同で作ったワインです。
カミノアルワイナリーは1879年にチリのカチャポアルヴァレーに拓かれたイエスズ修道会の葡萄畑を起源とした歴史あるワイナリー。このワインのカミノ・ディ・ティエラとはチリ開拓時代に切り開かれた「大地の道」を意味すると裏のラベルに書かれていました。
和田氏はチリの最高学府カトリカ大学醸造学部にてワイン造りを学んだ、チリ在住のワインメーカーとのことです。

メディアノーチェはあまり個性のないワインでしたが、こちらのカミノ・ディ・ティエラCAMINO DE TIERRAは、個性的な一面を持っていました。
香りそれも最初の方は、デパートの一階を思い起こさす感じ。デパートの一階といえば化粧品が数多く売られいます。そんな化粧品の混ざった香りをイメージしました。飲み物に化粧品の臭いというと、ちょっと変な感じがします。複雑なフローラル系の香りと言った方がいいかもしれません。
柔らかいタンニン、酸味のバランスもいい感じでした。
最初、室温と言っても、この夏一番の暑さを記録した中での室温で飲み始めたので、香りは立つが、なんかボケた印象でしたが、途中からアイスクーラーを巻いて温度を幾分下げると、引き締まって一層美味しくなりました。
夏場の赤は、やはり少しだけ冷やした方がいいですね。
いなげやで680円でした。
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