安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

最安値ボジョレーヌーボーは?  2014秋

2014-11-20 23:28:26 | ワイン
今日はとうとうボジョレーヌーボー解禁日。以前に文句つけたけど、日本人なのでやっぱり初物は気になるってもんです。小雨降るなか格安ヌーボーを探して、歩き回りました。
ここ数年ヌーボーの安値三強といえば、関東地区で知る限りでは西友、イオン、ドンキホーテ。



親会社のアメリカウォールマートのバイイングパワーの援護を受ける西友か?、自社ブランドトップバリューラベルのイオンか?、そしてディスカウントショップの覇者ドンキホーテか? さてその結果は!?ドンキホーテの圧勝って感じでした。
西友、イオンともペットボトルのハーフボトル350ml で598円。それに対してドンキはペットボトル500ml でなんと500円なのです。去年ペットボトルはなんか嫌だなと思いつつも西友のペットヌーボーを買って吹っ切れたので、今年もペットボトルのドンキのこの一本を買ってしまいました。



さて、お味は?と行きたいところですが、今日は開けなかったので、また今度お伝えしますが、きっともうたくさんの方が感想をアップされているでしょうね。


追伸!! OK ストアでも格安ヌーボー見つけました!
ボジョレーヴィラージュヌーボー、ペットボトル750ml のフルボトルで756円!!
1ml当たり税込約1.08円。
ドンキの500mlも約1.08円で同じですが、OK はボジョレーのワンランク格上のヴィラージュなのでお得感はこちらに軍配が上がります。
と言うことは、OK ストアのヌーボーが三強を押さえて最安値だぁ!?



「豚肉のサラダのせ」と マイポ ソーヴィニヨンブラン/シャルドネ

2014-11-15 12:18:31 | ワイン
白ワインに合う一皿を。「豚肉のサラダのせ」です。



ソテー用かトンカツ用豚肉の筋や脂の部分に切れ目を入れて塩コショー。
ベビーリーフ(今回はベビーリーフにリーフ系レタスの幼葉をミックスした"グランドリーフ"を使いました)やその他サラダ用野菜を洗って水を切っておく。チコリやエンダイブ、トレビスなども少し入れると、苦味が加わり大人の味に。
トマトを大きめのダイス切りに、パプリカもお好みの色を刻み、あとスイートバジルを適当な大きさにちぎっておき下準備完了。



豚肉をコンロの下のグリルに入れてローストします。焼き加減に注意して下さいね。豚肉は焼き過ぎると硬くなってしまいますから。
その間に、ボウルにハーブミックスソルト(クレイジーソルトやハウスのイタリアンミックスなど)と白ワインビネガー、オリーブオイルでドレッシングを作ります。
肉が焼けたら皿にのせ、トマト・パプリカ・バジル以外の野菜をドレッシングで和えて(載せる直前に和えること。あまり前だと野菜がしなしなになっちゃいます)肉の上に載せます。ボウルに残ったドレッシングもすべてかけてしまって下さい。最後にトマト・パプリカ・バジルをトッピングして出来上がり! (写真はちょっと野菜がこじんまり載ってますが、いつもは肉が見えないぐらいたくさん載せます)
このメニューは、どの白ワインでも合いますが、よく買って来るのが、マイポのソーヴィニヨンブラン/シャルドネ。価格は500~600円程度と購入しやすい。ブレンド比のせいなのかソーヴィニヨンブランの特徴が強く出ている感じで、すっきり、キャンディを思わせる風味。ドレッシングの酸味と相まって、ローストした豚肉の旨みを際立たせてくれます。
このマイポ。コンチャイトロ傘下のチリのワインメーカーで、低価格ながらそこそこ美味しいワインを出しているのは、皆さんご存知でしょう。
赤も白も迷ったら、マイポを選べば無難で、間違いなしと言ったところでしょうか。
特に取り上げたソーヴィニヨンブラン/シャルドネは、和洋中どんな料理とも合わせやすいので、一家に一本常備ワインと言った感じです!?








ペコロスとクレソンとすき焼き

2014-11-09 12:17:47 | ワイン
お肉がメインの鍋と言えば、すき焼き。赤ワインがいいですね。
我が家ではすき焼きにクレソンとペコ
ロス(小玉ねぎ)も使います。



ペコロスは外皮を剥いて上下を少し切り落としておきます。

すき焼きの始めのころから鍋の端に入れておくと、鍋の中盤のころには、中まで汁が染み渡って美味しい一品となります。(↓美味しく煮えるまでもう少し)

クレソンは鍋に入れるのではなく薬味のように使います。洗ってから適当な長さに切り、食卓へ。さっと火を通した牛肉をすき焼き鍋から取り、溶き玉子に浸けたら、このクレソンを巻いて食べるわけです。ちょっとくどい すき焼きがさっぱり、ヘルシー?に。



すき焼きは各家庭で作り方が違うので、大勢が集まってやろうとすると、なかなか大変。我が家は割下を用意してから作る派。また時には、鶏肉も入れて「とりすき」も一緒にやっちゃいます。
さて、すき焼きに合うワインとしては、メルローあたりかな。鶏肉も入って「とりすき」も一緒の時は、ピノ・ノアールがいいですね。醤油がベースなので日本のマスカット・ベリーAも案外相性がいい。
そう言えば甲府盆地の中ほどにシャトーマルスというワイナリーがあり、ここの「マスカットベリーA/カベルネ穂坂収穫」というマスカットベリーAとカベルネソービニヨンの珍しいブレンドの赤が、これもまた醤油ベースの和食と良く合う。1600円程度で、安旨の"安"にはちょっとプラスαとなりますが、色々なスーパーで置いてあるので入手しやすい一本です。



もちろん、これも、すき焼きにいいですねぇ。前回に続き日本のワインも美味しい!!!


勝沼ワイナリーめぐり と ルバイヤート甲州シュールリー

2014-11-05 22:09:15 | ワイン
大雑把に言えば、東京から西へ、ひと山越えると山梨の勝沼。
その東の端の高台に「勝沼ぶどう郷」という素敵な名前の駅があり、そこからは文字通り甲府盆地一面のぶどう畑を望むことができます。
JRの駅で“山梨ワインを愉しむ旅”というパンフレットをもらって、よく勝沼でワイナリーめぐりをしたことを思い出しました。



数ある勝沼のワインの中で、一押しは丸藤葡萄酒工業のルバイヤート。
代表は大村春夫さんという宮崎駿監督を若くしたような風貌(失礼!)の温厚そうな方です。十数年前にお邪魔したときには垣根作りのブドウ畑やカーブなどを見学した後、昼食を予定していたレストランまで、わざわざ軽トラで送っていただきました(相当以前の事ですが改めて感謝!です)。次に訪れたときはコンクリートの槽いっぱいの果汁が泡をたてて発酵しているところを、上から見せてもらいましたが、その際、槽の縁で転んで抱いていたわが子を発酵槽に落としそうに!(不注意でスミマセン)

ルバイヤートの中でも、甲州シュールリーは本当に美味しい!
醸造にシュールリーという製法を取り入れたこの白ワインは、淡麗辛口、クリスピーな口当たりで、とにかく和食に良くあう。
甲州は最近では世界でも認められつつあるワインです。スーパーなどの棚にも並んでいることが多くなってきました。ルバイヤートでなくてもぜひ甲州の辛口を飲んで見て下さいね。



ところで、「勝沼ぶどう郷」駅からワイナリーめぐりやぶどう狩りを計画するならちょっとご注意を。
ここは小さな駅なのでタクシーなどほとんどいませんし、バスも列車の到着に合わせて走っていません。私が行った時も数十組の人がこの駅前に降り立ったのですが、たまに来るタクシーか、1時間近く先に来るバスを待つしかなく困っていました。眼下に目的地があるのに、すぐに向かえない。
私も携帯(スマホなんかまだない頃だったので手間どいました)で地元のタクシーを探して呼びましたが、相当の時間のロスをしました。
「勝沼ぶどう郷」駅を利用するなら、出発前に地元のタクシーを予約しておくことをお勧めします。タクシーでまずはお目当てのワイナリーまで行き、見学や買い物を済ませたらあとは散策しながら、ゆっくりと次のワイナリーやレストランに向かうのがいいと思いますよ。
ただこの駅を利用したのは、だいぶ前だから状況は変わっているかも知れないけれど、参考まで。




安旨ワインの王道 コノスルの「ケヴェルツトラミネール2013」

2014-11-02 12:42:36 | ワイン
「ケヴェツトラミネール」発音しにくいですが、特徴あるワインを造り出すブドウ品種です。
「コノスル」。ご存知チリの安旨ワインの王道ワイナリー。お手頃の価格で高品質のワインを提供してくれます。
数年前、フレンチレストランのワインリストのグラスワインの中に、この「コノスル ケヴェツトラミネール」の名を見つけました。
コノスルのワインはいろいろな種類飲んでいましたが、この「ケヴェツトラミネール」飲んだことないなぁ、ということで、前菜と魚料理に合わせて注文しました。ほどよく冷えた一杯はとても美味しかった。
ライチや白い果肉の果物を思わせる香り、でも口に含むとキリッとして甘くない。これはレストランのワインリストに載っても遜色はない!!
その日のメインに合わせた値の張る「赤」は覚えていないけれど、この「白」は忘れられなかった。
この品種はフランスのアルザスワインやドイツの甘口ワインで有名ですが、あまり日本では馴染みがない感じ。
普段手頃な価格帯で見かけるのは、このコノスルの品が多い気がします。
レストランの一件以来、度々購入。値段は700円程度とリーズナブル。そして、みなさんおっしゃるように中華料理やエスニック料理などに合いますね。パクチー(香菜)を使った白身魚の中華風さしみなんてピッタリ。
ビンが空になり、ホロ酔いかげんになると、いっそう発音しずらくなる「ケヴェツトラミネール」ですが、一度お試しあれ!!