安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

アルパカ・シャルドネ/セミヨン2014と豚のソテー薬味のせ

2015-07-16 23:03:12 | ワイン
人気のチリ産アルパカから、シャルドネ/セミヨン2014を買いました。前回の2013年産は冷やし忘れて、ちょっと失敗したので(以前のブログ見てね)、今回はちゃんと冷やしておきました。
夕食は薄切り豚肉のソテー薬味のせポン酢がけです。生姜焼き用の豚肉を、あらびきのコショーをふってソテーします。それを皿にとって、刻んだ青ネギ、大葉、みょうが、生姜をたっぷりのせます。好みで刻んだニンニクも少しのせるとこれまた美味しい。
これにポン酢をかけて完成。つまり鰹のたたきの豚肉版、夏の爽やかなひと皿です。

冷やしたアルパカは、大変合いました。口に含むとさっぱりドライで美味しい。シャルドネのためかまろやかさや厚みも感じられます。ただ香りはあまり立ちませんでした。
まぁ、美味しいけれど無難な一本て感じでしょうかね。



勝手ながらワインは少し個性があって、それが合わせた食事とピッタリ合うと楽しいなぁなんて思ってます。

米国探査機ニューホライズンズが冥王星へ。「妖星ゴラス」と「さよならジュピター」を思い出しました

2015-07-16 11:15:01 | 怪獣のことならこちら
太陽系の辺境の星冥王星にアメリカの探査機ニューホライズンズが先日最接近し写真などのデータを送って来ました。



以前は地球と同じように惑星として数えられていましたが、今では賛否両論あるものの、その成り立ちから準惑星という区分に入っています。SFの中じゃあ太陽系なんてそんなに広く無いんですが、実際はこの探査機で9年以上(今のスピードは時速5万キロ!)もかかっています。
いゃあ、木星の横を通りながら観測し、そしてここまで正確によく来たものです。天晴れ!!

このニュースを聞きながら、日本の宇宙を題材にしたSF映画を思い出しました。
ここからは、わかる人には分かるちょっとマニアックになりますのでご注意を。
1962年公開「妖星ゴラス」と1984年公開「さよならジュピター」。
どちらも東宝映画の作品です。





妖星ゴラスは東宝の特撮映画黄金期に作られたカタストロフィ映画。人類は土星有人探査船を送るような時代、太陽系に向かって黒色矮星が進入、このままでは地球にぶつかる!さぁどうする。という内容。アルマゲドンなんかよりずーと以前に日本じゃこんな映画が作られていたんですよね。
さよならジュピターは、SF作家の小松左京を頭に世界に誇れるSF映画を作ろうという意図のもと製作されました(出来がいかがだったかは今回は触れないでおきます・・・)。
人類は木星の周回軌道に宇宙ステーションを建設している時代、マイクロブラックホールが太陽系に向かって進入、このままでは地球にぶつかる!さぁどうするといった内容。

あれ、なんだか似てますよね。アルマゲドンなどもそうですが、このての地球に何かが向かってきてこのままでは地球にぶつかる!という設定のものは同じようになってしまうのは仕方がないでしょう。
でも、この「妖星ゴラス」と「さよならジュピター」は、一見違うようで、同じなところが多いんです。

太陽系に向かってくるのは、
ゴラスの場合「黒色矮星」。
ジュピターの場合「マイクロブラックホール」。
黒色矮星って造語でしょうが今で言うブラックホールの事でしょうね。でも映像化されたそれは、燃え盛る火の玉みたいでしたが。
まぁ、この太陽系に向かって来るものがなければ話は始まりませんのでよしとしましょう。

次は第一遭遇者です。
ゴラスは有人土星探査船JX -1隼(はやぶさ)号。ゴラスの強力な引力に捕らえられ、逃れることが出来ず破壊。
ジュピターでは有人彗星源探査船レッドアローが、やはりブラックホールに捕らえられ、吸い込まれ破壊。

では、地球を救うためにどうするか?
ゴラスは何と南極に大規模なジェット推進の基地を造り地球を軌道から移動させようとします。
ジュピターでは木星を移動させて、ブラックホールにぶつけて、ブラックホールの軌道を変えようとします。

そんな計画の進行途中に、邪魔が入ります。
ゴラスの場合は、突如現れた怪獣マグマ。このため工期に遅れが。
ジュピターの場合は、自然保護を訴える過激派ジュピター教団。破壊行為により計画に遅れが。

とまあこんな具合。まだ途中に付け加えれば、
ゴラスの場合には、JX-2鳳(おおとり)号から切り離された観測用の有人カプセルがゴラスに肉薄しすぎ、間一髪脱出するエピソード。
ジュピターの場合は、サルベージ宇宙船から切り離された、リフティングボディの有人宇宙機が、木星表面の過酷な気流から遭難しかけ間一髪脱出するエピソード。
何て言うのもありました。

唯一違うのは、ゴラスにはゴラス接近に伴う地球上の大惨事が描かれますが、ジュピターでは木星付近でブラックホールは軌道を変えたので地球上の混乱は描かれていません。

「さよならジュピター」は「妖星ゴラス」のリメイクだったと感じるのは私一人でしょうか?

こんなこと、ニューホライズンズの冥王星最接近のニュースから思い出しました。



今度は、グランドキリンを飲んでみました

2015-07-16 00:18:04 | ワイン
「それは、趣味といえるビールです」というキャッチコピーのグランドキリン。
さて、お味の方はいかがでしょうか?
一口飲んで感じたのは、「キリンビールだ!」ってこと。
苦味の感じといい、香りといい全体的にキリンが全面に出てきている感じがしました。
美味しいですが、やっぱりおとなしい。
マスターズドリームもそうでした。おとなしい。
どうやら私の方が、ちょっと勘違いしていたのかもしれません。プレミアムのプレミアムは、奇抜なものではなくおとなしくて、それでいて奥が深い物なのかもしれません。
いゃあ、このグランドキリンも美味しいです、ハイ!


サントリー マスターズドリームを飲んでみました

2015-07-15 11:02:42 | ワイン
暑い! 本当に暑い日が続きます。
夏は冷えた白ワインもいいけど、やっぱりまずはビールだね。
このところビール各社から、プレミアムの中のプレミアムビールが出ています。コンビニ限定、期間限定だとか原料厳選だとかさまざま。ちょっと飲み比べてみょうじゃないかと思います。
同時に数本飲むと、舌が惑わされて最初に飲んだものが一番美味しく感じてしまうので、それぞれ別な日に飲むことにしました。
さて、第一段は、サントリーのプレミアム・モルツ・マスターズドリームです。職人が造りたかった、サントリーの技術をつぎ込んだビールです。
瓶からしてプレミアム感満載。グラスに注いだその色は、プレモルより少し濃く、飲んでみるともちろん美味しい。
でも、プレモルのような華やかな香りは感じられません。また、変な言い方ですが、まろやかな渋味が印象的です。全体的におとなしい。
イメージとして、居酒屋で飲む一杯目の美味しい生ビールと言った感じでですかね。
正直、プレミアムの中のプレミアムという感じではありませんでした。
しかし、もう一度言いますが、美味しいことは、美味しいです、ハイ!


カミノ・ディ・ティエラ カベルネ・ソーヴィニヨン2013

2015-07-12 23:09:19 | ワイン



以前飲んだメディアノーチェと同じく日本人ワインメーカー和田ロベルト恒多氏とカミノアルワイナリーが共同で作ったワインです。
カミノアルワイナリーは1879年にチリのカチャポアルヴァレーに拓かれたイエスズ修道会の葡萄畑を起源とした歴史あるワイナリー。このワインのカミノ・ディ・ティエラとはチリ開拓時代に切り開かれた「大地の道」を意味すると裏のラベルに書かれていました。
和田氏はチリの最高学府カトリカ大学醸造学部にてワイン造りを学んだ、チリ在住のワインメーカーとのことです。



メディアノーチェはあまり個性のないワインでしたが、こちらのカミノ・ディ・ティエラCAMINO DE TIERRAは、個性的な一面を持っていました。
香りそれも最初の方は、デパートの一階を思い起こさす感じ。デパートの一階といえば化粧品が数多く売られいます。そんな化粧品の混ざった香りをイメージしました。飲み物に化粧品の臭いというと、ちょっと変な感じがします。複雑なフローラル系の香りと言った方がいいかもしれません。
柔らかいタンニン、酸味のバランスもいい感じでした。

最初、室温と言っても、この夏一番の暑さを記録した中での室温で飲み始めたので、香りは立つが、なんかボケた印象でしたが、途中からアイスクーラーを巻いて温度を幾分下げると、引き締まって一層美味しくなりました。
夏場の赤は、やはり少しだけ冷やした方がいいですね。
いなげやで680円でした。