安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

TOKYO STATION ラズベリーフレーバー・スパークリングワインやっぱり甘いのはダメ。

2016-05-17 00:04:43 | ワイン
ラズベリーフレーバーの甘味スパークリングワイン。料理にではなくフルーツやデザートといっしょに飲むのがいいのではないかとわかってますが、添加物も入ってるし基本的に甘いお酒はねぇ、などと飲む機会を無くしていました。

今夜のおかずのサーモンのムニエルに合わせるワインを買ってない!ということで、急きょ無理やり出動させることとなりました。



見た目はロゼのスパークリングワイン。
でも、フルートグラスに口を近づけると、甘ったるい香り。口にすると、まるでかき氷のイチゴシロップの炭酸割りのよう。
よーく冷やせば何とかなると考えていたのですが、ムニエルに合わなくもないけど、ヤッパリダメです。



さて、進まないボトルの中身どうしようかと思案しているうちに、冷蔵庫にオランジーナがあるのを思い出しました。
甘いならいっそカクテルにしてしまおう!

オランジーナを加えると、おっ!マイタイみたい。
レモンジーナを加えると、おっ!マルガリータみたい。
理科の実験さながら、あれもこれも試しているうちに完飲。



なんか変な飲み方をしてしまいました。甘口が好き方ごめんなさい。

だいたい甘いのダメなのになぜ手元にあったのかって?
このTOKYO STATION ワイン、JR東日本のview カードの貯まったポイントでもらった赤・白・スパークリングのセットものなんです。スパークリングは辛口、甘口をチョイスできればいいのにね。



シャトーランクロ・ド・サドリック2013

2016-05-16 06:05:24 | ワイン
マルキ・ド・シャスを頂点とする謎の集団(と、勝手に思っている)マルキーズの中の一本です。

開封したとたん、バニラとタバコの葉のような甘い香りが押し寄せて来ました。飲み口はどちらかと言うとボルドーとしてはライトな感じ。ただ、香りが最後までキチンと残っていました。適度なタンニンと少し強めの酸味のバランスもよくなかなかいける。おかずのしょうが焼きともピッタリでした。



追伸  マルキーズについてわかりました。5/31の記事をご覧ください。

アルパカ・シャルドネ/セミヨン2015  アルパカの白は渋味が多い?

2016-05-15 15:00:15 | ワイン
以前2013、14年のアルパカのシャルドネ/セミヨンを飲みましたが、今回は2015年産です。
気が付いたら毎ヴィンテージごとに飲んでますが偶然と言うかデイリーワインですからね、ちょくちょく飲むとこんな感じにもなります。

酵母のような、いや香ばしいを通り越して硫黄のよう。これに甘い梨のような香りも絡みます。
そして前回飲んだ時はあまり気にならなかった渋味が強い。
アルパカは、ソーヴィニヨン・ブランもそうですが、白は渋味が特徴的な気がします。
醸造時に、スキンコンタクトの時間が長いなど何か設計上の意図があるのでしょうか?
それとも飲む側の体調のせい?
などと考えつつ、夕飯のボンゴレロッソと共に全部飲ませていただきました。



タコラ・シャルドネ2015 これはフツーにいけるね

2016-05-14 09:59:58 | ワイン
以前タコラのメルローをいただいたことがあります。飲める一本でした。
チリのコルチャグァ・ヴァレー地区(いったいどの辺でどんな場所なんでしょうね。火山が近くにあるようですが・・・)で造られるタコラ。今回のシャルドネも、フツーに十分美味しく飲める白でした。

バニラやイースト香から始まり、色々なフルーツの香りになっていきました。酸味も柔らかく全体に穏やかな飲み心地です。なにを気にすることなく食中酒として美味しく役目を果してくれました。
しかし、ワンコインワイン市場は、チリの独壇場ですね。
このタコラもその仲間です。



冨田勲さんの素晴らしい音楽に感謝・・・!

2016-05-09 06:22:33 | 日記
不思議なもので、数日前ふとアルバム「月の光」を久しぶりに聴こうかなと思っていたところでした。
冨田勲は私の大好きな音楽家の一人です。最近も精力的に活動されていたのは知っていましたが、このところ新しい作品は聴いていませんでした。
そこに昨晩、訃報が飛び込んで来ました。とても残念です。



もう40数年前、月の光のLPを初めて聴いたときは衝撃的でした。その頃、シンセサイザー黎明期の曲と言えば、電子音が単調に曲を奏でるものが多くの魅力的なものではありませんでした。
ところが冨田勲のこのアルバムは、まるで音楽の絵画のように、カラフルで叙情的で心を揺さぶるものでした。
収録曲のうちでも、日本版のアルバムタイトルでもある「月の光」は、まるで光の粒のシャワーを浴びているような、そして曲のラストは天空高く登っていくような気分にさせる素晴らしい内容で、私にとって今でも特別な存在です。

こうして冨田勲というシンセサイザー奏者を知った訳なのですが、本業は作曲家。それも自分が好きだった曲が、彼の作品と知り、その驚きと感激と言ったら。
ジャングル大帝、マイティジャック、リボンの騎士、70年代我らの世界などNHKのテーマ曲、他にもあれも、これも、いいなぁと思う曲は冨田勲作。
冨田勲の曲は、雄大でなぜか希望が湧いてくるような気がするのです(ディズニーシーメインエントランスのアクアスフィアで流れている曲もそう。彼の作風が魔法の国の入り口にピッタリマッチしているとは思いませんか!)

私の好きな音楽家の別の一人に、日本のクラッシック界の重鎮であり、ゴジラを始めとする昭和の映画音楽の第一人者伊福部昭がいますが、伊福部昭の曲が大地の底から鳴り響いてくる音楽であれば、冨田勲の曲は天空から鳴り響く曲という感じが。

とりとめもなく想いを並べてしまいました。
これからも、冨田勲の作品は聴き継がれ、演奏されつづけていくことでしょう。
冨田勲さん、素晴らしい音楽をありがとうございました。
                     (文中敬称略)

※1970年代若き日の冨田勲氏