安くて美味しいワインはどれ? 安旨ワインつれづれ(安旨ワインと日々の出来事)

安くて美味しいワインを探し求めて東奔西走!ワインだけでなく、様々なお酒や出来事もアップしていきます。

グラン・ファミリア・リオハ ジャケ買いです。

2016-12-19 13:49:52 | ワイン
正直、ジャケ買いならぬラベル買いです。
こんなデザイン、いかにもワインって感じで好きなんですよね。
でもそのわりにはヴィンテージ無しというのが引っ掛かりましたが、リオハなら大丈夫だろうと決めた次第。
キャップシールを取ると、コルクが乾燥していて嫌な予感。
ソムリエナイフをねじ込むとコルク上部がボロボロになりました。でもなんとか開封に成功し、グラスへ。

なんとも、とりとめもない感じ。でも、危惧していた劣化はないようです。ポアラーを使うとまとまった感じになりました。不味くは無いのですが、リオハらしさは無いかなぁ。



販売していたドンキでは、力の入ったPOPがついていましたが、そこまでではなかった。当然のことながら、見た目じぁやっぱり中味は分からないものです。

カーサ・パンチウ・シャルドネ2012 ルーマニアのワインです。

2016-12-15 13:04:47 | ワイン


ルーマニア大使館で開催されたガレのランプ等の展示、販売会で、ルーマニアワインも販売されていたので妻が購入して来ました。
ルーマニアワインは馴染みがありません。ルーマニアはヨーロッパの東に位置し、大昔からバッカスの国とも呼ばれていました。フランスやイタリア等よりも古く、6000年前からワイン作りを始めていたそうです。
19世紀にはフランスのパリでルーマニアワインが人気を博していたこともありますが、現在はなぜか世界的に有名になっていません。
1947年第二次世界対戦後に、社会主義国家になり西欧諸国と断絶せざるおえなかったためです。しかし近年体勢が変わり、最近では日本でも輸入されるようにもなりその実力を味わえるようになったわけです。

さて、いただいたシャルドネはしっかりとしたボディで、のみごたえある、とても美味しい白。
なにかクセが有るわけでもなく、ストレートな感じです。
このパンチウはルーマニア北西部のモルドヴァ地方にあるワイナリー。ルーマニアで最初にスパークリングワインを造ったワイナリーとしても有名だそうです。



パンチウのワインには、アメリカのカリフォルニアで誕生した「ディアムコルク」が使用されています。このコルクは通常のコルク二酸化炭素を使った特殊な方法で処理しいます。
特にブショネと呼ばれるコルクによるワインの香りの劣化を引き起こすTCAという物質をほとんどゼロに。

コルクによる劣化には、スクリューキャップという1つの解決策が出ていますが、やっぱりコルクの方がいいなぁ。このディアムコルク、期待してます。
でもどんな処理なんでしょうね。二酸化炭素を使ってなんて・・・


ラポサ・メルロー・2015 イオン系で販売されてるお手軽ワイン

2016-12-13 13:22:10 | ワイン
やまやとイオンが共同出資して作られた、コルドンヴェールがチリから輸入しています。
エチケットはチリ原産のキツネとのこと。そしてラポサとはチリの先住民族マプチェ族の言葉で群れのリーダーとなる雄のキツネのことを表すそうです。チリワインでリーダー的なワインになりたいとの意味が込められているんでしょうね。

どうもチリのワインのエチケットの図柄は動物ものが多いようです。アルパカ、鳥、プードゥ(小鹿)、山猫等々。さながら動物園の様相です。

果実味のあるメルロー、毎度のことながら開けてから少し時間がたった方が美味しくなりましたが、まぁ、ワンコイン前後のワインそのものって感じでした。
そして、前回書いたように、これにも酸味料が添加されています。例の酒石酸かな?




アルト・ロス・ロメロス・ピノ・ノアール2016 迷ったあげく恐いもの見たさで(アラビアガムと酒石酸が入ってる!)・・・料理はスペアリブのママレード煮

2016-12-06 17:26:05 | ワイン
どうしようか悩んだんですよね、お店で。600円程度のピノ・ノアールにはなかなか良いのがないんだよなぁ。でもこのくらいの価格帯のピノ自体がめずらしいから試してはみたい。しかしこのアルト・ロス・ロメロスは他にも躊躇させる要件があったんです。

添加物。それも3つ。亜硫酸塩、アラビアガム、L酒石酸。



亜硫酸塩は、大昔からワインを長期保存するのに欠かせないものとして使われてきています。酸化によるワインの劣化や微生物の活動を抑制しワインの劣化をを防ぐためです。
添加については賛否ありますが、適正に使用されていれば、封を開ける頃には、ほとんど役目を終えて残留していないとも聞きました。よく安いワインで無添加をうたっているものがありますが、これは加熱をして殺菌しているそうで、ちょうど日本酒の“火入れ”のような処理を施しているとのこと。あまり美味しそうじぁないですよね。

さて亜硫酸塩は、ほとんどのワインで必要な物として使用されているのでよしとして残りのふたつがやはり気になります。

アラビアガムは最近ちょくちよく見かける名前です(アカシアと表記されていることもあります)。食品添加物として安定剤とか乳化剤として使われ、飲料については沈殿や分離を防いで混ざり具合を安定させる役割を担っています。
赤ワインに使われていることが多いようですが、これ入れないと赤ワインの色が薄くなってしまうなんてことなのでしょうか?
また、味の補正にも使われているとも。イマイチのワインもそれなりに作り上げられるというのです。
自然の恵をいただくと飲み物としては考えさせられます。
(この件については「WINE CLUB30」のHPのワインの豆知識に詳しく書かれていますのでご覧ください。とても参考になります)。

そして、不思議なのがL酒石酸です。もともとワインには酒石酸が含まれてますよね。あえてまた加えるとは?
酒石酸は食品添加物としては主に酸味料として使われるそうです。と言うことはワインの酸味の度合いをこれで調整してるってわけだ。
アラビアガム、酒石酸を使っていいワインらしく仕上げているんですねぇ。大量生産のためには必要なんでしょうか。
ワインは清涼飲料水ではありません。先ほど書いたように、自然の恵をいただくお酒です。あまり風味に手を加えたものは飲みたくないですね。

さて、と言って買ってしまってるので飲んでみることに。もちろん別に変な味はありません。ボジョレー・ヌーボーの薄いやつという感じです。軽くて飲みやすいけどつかみどころがない。時間が経つとタンニンも少し目立ってきて、薄っぺらさもだいぶなくなりました。

今回はスペアリブをオレンジママレード煮にしました。スペアリブをフライパンで炒め焼き色をつけたら焼酎を入れて少し煮詰めます、圧力なべに玉ねぎ・生姜・ニンニクのすりおろしとママレードジャム1瓶、醤油そしてフライパンのスペアリブを焼酎ごと投入。15分ほど圧力をかけて煮て、自然減圧して出来上がり!!
フルーツを使うので、ピノがいいかなと思ったわけなのですが、このアルト・ロス・ロメロスちょっと軽すぎてもの足りませんでした。

豚肉とフルーツの甘さはよく合いますよね。そう言えば昔、ポークソテーハワイアンなるものが、街の洋食屋さんのメニューにあったけど、今もあるのかなぁ。
ポークソテーに、輪切りのパイナップル(缶詰の甘いやつ)が乗っているパイナップルがハワイ的な雰囲気をかもしだす?一皿。
調べたらありました、有りました。お店のメニューにも、自宅で作ってる人も。
あっ、なんだか食べたくなってきました・・・


※とし@黒猫さんのブログから写真お借りしました




ル・ミディ・ソーヴィニヨン2014 南フランスの白ワイン

2016-12-03 13:36:09 | ワイン
Le Midiとはフランス語で正午の意味。そしてフランス人は太陽の輝く南フランスのこともル・ミディと呼びます。
南フランスはラングドッグのヴァンド・ペイ、ブドウはソーヴィニヨン・ブラン。かに鍋といただきました。

大きな特徴もなくするすると、喉を通って行きます。寒い時期に熱々の鍋と飲むより、文字通り南のバカンス地の昼下がりに、よく冷やして清涼飲料水よろしく飲むのが似合いそうです。ちょっとかに鍋には役不足でした。