のし袋の表書き

明日は四十九日法要だ。

のし袋を買ってきた。

とにかくめっちゃあこがれるのは

筆で書いた流れるような達筆。

これはもう 一生叶うことはないのか。

どんどん斜めになる私の字

お菓子の箱を使って いいものをつくった

名付けて 『曲がりません紙』

のし袋の上にこれを乗せて

字を書くのじゃ。

前回 おそろしくななめに曲がったりして のし袋を何枚もダメにしたからね。

前回は時間に余裕がなかったけど

今日は 思う存分 練習するぞ。

これはお手本

まず、何度も何度も鉛筆で練習して

そのあと 筆ペンで何度も書いてみる。

うんうん なんとか書けそう。

よしっ イッパツ勝負だ

うん！ いいぞ

たくさん練習しただけのことはある。

かなりお手本に近くかけた。

中封筒の金額もなんとかまっすぐ書けた。

お金の入れ方なんか ご親切に書いてある。ありがたいな。

次は御膳料だ。

これの真似をしよう。

書けそうなので 筆ペンで練習。

いくら書いても全然うまくいかない。

料って書きにくいなぁ

あきらめて 本番。

次はお車料


だんだん 雑になってきた。

毎日10分くらい練習しておけばよかったな。


圓という字を園と書いてしまった。

気がつくかしら？

いや 心がこもっていれば バランスが悪くても ちょっと間違えててもいいのだ。

ただ 私が 親戚に

『わ～ のし書きキレイ』と言われたいだけなのだ。

ちぇっ 結局

いくら練習しても ちっとも上手くかけなかった。

次はいつだ？ 次はもうないのか？

毎日練習するぞ。

なんて自己満足の世界ですね。
明日の今頃は もう住職さんちのゴミ箱の中なのにね www