ひと対ひと。すべては楽しみながら。

仕事も遊びも、男も女も、昼も夜も。すべて『人と人』!
楽しみながら、単純に。できる事からやろうよ。^^江浦誠、64歳。

初心。

2007-05-03 00:36:47 | Weblog
先週末は東京でした。

コンベンションに招待されてのものです。
いつもは、息子や兄家族に会ってから帰るのですが、
今回は前から入っていたお祝い事と
もう一件、大事な用件で、とんぼ返りでした。

今回のコンベンションで講演された方はお二人。
ひとり目は、岡野工業㈱社長の岡野雅行さん。

以前、熊本で聴いた時も熱弁でしたが、
今回は主催者親会社との長年の付き合いのエピソードもあり、
予定時間オーバーという白熱ぶりでした。

翌日のおふたり目は、権八成樹さんでした。
今回、初めて知った方でしたが、
“切れば血が出る人間力のマーケティング” というサブタイトルがとても気になってました。

蓋を開けてみれば、『権八節』とでも言いましょうか。
聴き入りっぱなしで、あっという間に過ぎた時間でした。

権八さん流に言うと『生命保険とは命がけの愛の証明』だそうです。
そして、そう言われた瞬間、自分でも『はっ!』としました。
そうなんです。思い出したんです。
この仕事に就いた頃、純粋にそう想い、その想いを伝えようとしていた事を。


このコンベンションが行われた舞浜のホテルに着いてしばらくした時、一本の電話が入りました。

お客様が『亡くなられた』事を知らせる、ご遺族であるお姉様からの電話でした。
友人でもあるこのお客様は、ガンと闘ってきました。
転移が見つかってから3年、入退院を繰り返しながら・・・。

つい2ヶ月前まではあんなに元気だった○○子さん。
つい半年前には家内と旅行にも行って来た○○子さん。

「残念です。悔しいです。」と掛けた言葉に、
『頑張りすぎるくらい頑張ったからねえ。』と妹さん。

急にこのひと月で容体悪化していきました。

葬儀には260人ほどの方が弔問に訪れたそうです。
“切れば血が出る人間力” そのものの、あの方らしいお付き合いが垣間見えます。

ご遺族には、通夜も葬儀も初めての事だったそう。
当然、保険金請求も初めての事。

こんな時こそ、我々も真価が問われるもの。
万全にプロの仕事をしたい。
コメント (4)
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