母のひえつき節
和楽の会民謡ファンのみなさま いつもご視聴ありがとうございます 私が5周年記念コンサート(熊本支援)を行おうと決断した大きな理由の一つに母と一度は一緒に舞台に立ちたいという夢があったからなのです 心の中に2017年4月が浮かんだのです(去年の暮れに) そしてたまたま4月9日だけが日曜日が空いており、須賀道子さんもスケジュールが空いていたことで決定したという経緯がございました
この時期が春の入学式の時期であるために和楽の会民謡の関東の会員が参加することが出来なかったことは、とても淋しく残念ではございましたが、素晴らしい出演者が参加し協力してくださったことで、とても良い内容のコンサートになり、私にとりまして素晴らしい思い出となりました
ただ、この、ひえつき節の時には2上がりの調弦が必要であり、私は調弦方法を緊張して大間違いしてしまったのです 隠岐しげさ節が9本の本調子でしたので、8本の2上がりということは 3弦とも、音を上げ下げする必要があったのです これは日ごろから、しっかりと練習を重ねておかなければなりませんでしたが・・
須賀道子さんの太鼓パートや三味線で五木の子守唄を完全に覚え安定させる必要があったのと・・ 岡山の野村さんより「秋田船方節」の三味線伴奏の注文が入っておりましたので・・ それらを覚えるのに必死なのと・・ コンサートの準備をほとんど一人で行ったために、この、ひえつき節の練習は余り出来ていなかったのでした まぁ早い話が演目を多く欲張って出たために(短期間での準備なのに) 無理がいったというのが本当の話です
2上がりでまずは1弦を9本→8本に少しづつ緩めて合わせればOKでしたが・・ 緊張していた私は、調弦を安定させねばと・・ 一旦、7本くらいに音を下げ・・ そこから1本上げて8本にして安定を計ろうとしてしまったのでした この方法は、3本くらいの開きが出る際に行う方法であり・・ 1本音を落とすだけであれば、無駄なのです
私は極度の緊張感に襲われてしまい 1弦の音が全く取れなくなってしまいました わけがわからなくなり 隣の二宮さんも前を向いたまま待ってる感じで・・ 私は、やばい このままだと音がぜんぜん合っていない状態のまま 演奏を始めることとなる → 音が全く違うので三味線伴奏を止める必要があり = 唄も止めてしまう結果となる(最悪)
それだけは絶対に出来ない と心の中で叫んだ瞬間 司会者が台本になかった話題を盛り込み 助け舟 を出してくれたのです(心の底から感謝) 「京都から池坊さんのしだれ桜を車に乗せて12時間も運転して大切に運んで来て、飾らせていただいております」と話してくれて 時間稼ぎをしてくれました
私は、本当に助けられた感じで1弦の調弦がまずまずでしたが出来て、2弦、3弦と焦って合わせることに成功したのでした もう観覧者さまに待たせてしまいましたので、少しあいまいではございましたが、演奏をスタートさせました 調弦は少し違っておりましたが なんとか2番から3番にかけては、ずいぶんと合いましたので、最悪のケースを間逃れることが出来たのでした 危なかったのです
連日、コンサートの準備に追われ、まともな睡眠時間も取れていなくて 本当に厳しい状況下でした。 私は、とにかく小さな失敗は、いくらしてもいいから、大きな失敗だけは避けたい一心でした この母の唄は、最初の1曲目ということもあり、緊張して息使いが荒めです だけれども、この立派なホールで観覧者さまを目の前にし、また素晴らしすぎる出演メンバーの高いレベルを考えますと、よく歌ったなって 母を褒めてあげたいです
本日もご拝読、誠にありがとうございます。 そしていつも絵柄ランキングをクリックして応援してくださりまして、ありがとうございます(感謝) また、この場を借りまして私を助けてくださった司会者に御礼を述べます。 コンサートの命を助けていただいて本当に有り難う
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和楽の会民謡ファンのみなさま いつもご視聴ありがとうございます 私が5周年記念コンサート(熊本支援)を行おうと決断した大きな理由の一つに母と一度は一緒に舞台に立ちたいという夢があったからなのです 心の中に2017年4月が浮かんだのです(去年の暮れに) そしてたまたま4月9日だけが日曜日が空いており、須賀道子さんもスケジュールが空いていたことで決定したという経緯がございました
この時期が春の入学式の時期であるために和楽の会民謡の関東の会員が参加することが出来なかったことは、とても淋しく残念ではございましたが、素晴らしい出演者が参加し協力してくださったことで、とても良い内容のコンサートになり、私にとりまして素晴らしい思い出となりました
ただ、この、ひえつき節の時には2上がりの調弦が必要であり、私は調弦方法を緊張して大間違いしてしまったのです 隠岐しげさ節が9本の本調子でしたので、8本の2上がりということは 3弦とも、音を上げ下げする必要があったのです これは日ごろから、しっかりと練習を重ねておかなければなりませんでしたが・・
須賀道子さんの太鼓パートや三味線で五木の子守唄を完全に覚え安定させる必要があったのと・・ 岡山の野村さんより「秋田船方節」の三味線伴奏の注文が入っておりましたので・・ それらを覚えるのに必死なのと・・ コンサートの準備をほとんど一人で行ったために、この、ひえつき節の練習は余り出来ていなかったのでした まぁ早い話が演目を多く欲張って出たために(短期間での準備なのに) 無理がいったというのが本当の話です
2上がりでまずは1弦を9本→8本に少しづつ緩めて合わせればOKでしたが・・ 緊張していた私は、調弦を安定させねばと・・ 一旦、7本くらいに音を下げ・・ そこから1本上げて8本にして安定を計ろうとしてしまったのでした この方法は、3本くらいの開きが出る際に行う方法であり・・ 1本音を落とすだけであれば、無駄なのです
私は極度の緊張感に襲われてしまい 1弦の音が全く取れなくなってしまいました わけがわからなくなり 隣の二宮さんも前を向いたまま待ってる感じで・・ 私は、やばい このままだと音がぜんぜん合っていない状態のまま 演奏を始めることとなる → 音が全く違うので三味線伴奏を止める必要があり = 唄も止めてしまう結果となる(最悪)
それだけは絶対に出来ない と心の中で叫んだ瞬間 司会者が台本になかった話題を盛り込み 助け舟 を出してくれたのです(心の底から感謝) 「京都から池坊さんのしだれ桜を車に乗せて12時間も運転して大切に運んで来て、飾らせていただいております」と話してくれて 時間稼ぎをしてくれました
私は、本当に助けられた感じで1弦の調弦がまずまずでしたが出来て、2弦、3弦と焦って合わせることに成功したのでした もう観覧者さまに待たせてしまいましたので、少しあいまいではございましたが、演奏をスタートさせました 調弦は少し違っておりましたが なんとか2番から3番にかけては、ずいぶんと合いましたので、最悪のケースを間逃れることが出来たのでした 危なかったのです
連日、コンサートの準備に追われ、まともな睡眠時間も取れていなくて 本当に厳しい状況下でした。 私は、とにかく小さな失敗は、いくらしてもいいから、大きな失敗だけは避けたい一心でした この母の唄は、最初の1曲目ということもあり、緊張して息使いが荒めです だけれども、この立派なホールで観覧者さまを目の前にし、また素晴らしすぎる出演メンバーの高いレベルを考えますと、よく歌ったなって 母を褒めてあげたいです
本日もご拝読、誠にありがとうございます。 そしていつも絵柄ランキングをクリックして応援してくださりまして、ありがとうございます(感謝) また、この場を借りまして私を助けてくださった司会者に御礼を述べます。 コンサートの命を助けていただいて本当に有り難う
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『日本一になるように』との
願いをこめた
富士しだれ桜🌸
三味線ののどかな音に
そんな大変なドラマがあったのですね
(・o・)
お母様との初親子共演、ステキでした🍀
夏木さんに調弦をお願いする手もあった
と思ったけれども・・
そんな手が思いつく余裕などなかった
会場はシーンとしており、それが拍車
を掛けてしまっていた(緊張の!)
そのシーンを破ってくれたのが、あなた
でした! しだれ桜と12時間に感謝!
司会という大役、有り難うございました。