今、姫路駅前で…

一生懸命に泣いています。　腹が減りすぎましたので、コッペパンジャムマーガリンをちぎりながら食べております。

泣かずに帰れません。　自分が失敗したからなどではありません。

ここに来るにはお店を休みお客様に大きな迷惑をかけましたこと、それに最も大きな理由には、私は民謡の何もわかってはいなかったということを、ここで習えたからなのです。

民謡は恐ろしいです。　心臓が締め付けられてしまうほどの高い魅力があり、私は体全身が本当に疲れてしまって…

今まで自分が民謡の世界を知っていたと勘違いしてたことに、今、気がつかされました。

泣いて泣いて、この感動と仕事を欠席した責任の重さ、そして菅笠節大会にて出会えた全ての素晴らしき民謡人に、私は受け切ることの出来ない民謡愛を頂けました。

その重さは計り知ることなど出来ず、交渉の結果、お願いできた方には、全員から動画をブログに貼る了承を頂けました。

ですが、これは、やはり本物を現地にて実際に体感しなくては伝わりません。　菅笠節という民謡は私から言わせていただければ魅力溢れて底の見えない美しき沼です。

私はこの素敵な唄を日本だけでなく、世界に知って戴きたいと心の底から思うのでした。

６時18分の新幹線で広島に帰ろうと考えております。

皆様に思いを伝えている間に涙はようやく止まりました。　母さん、お客様、今日は僕の民謡のために犠牲になってもらってごめんなさい。

だけど、僕には民謡しかないんです。　これからもご迷惑をおかけすると思いますが、命をかけ民謡の素晴らしさを一人でも多くの方々に伝えてゆきたいので、宜しく御願い致します。

ありがとうございました。(感謝)