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 島根県安来市での出会い 第2話

2016-06-10 09:58:38 | 日記
私は音戸の舟唄全国大会だけで頑張ってみようと単純に考えていたのだったが、尊敬をする民謡ファンのお客様の勧めもあり、お盆に島根県安来市で開催される安来節全国優勝大会を観覧しに出掛けた 勿論、誰も知る人などいなかったのだが・・ 会場は観衆で満員のようだったので、私は、たまたま2階の後ろの卓球台置き場の前に母と陣取った。 ここなら観覧者が少ないので快適に観れる、そう思ったからだ。 

安来節を聴き初めて間もなく、一人だけプロでしょと思わせるすご腕の歌い手が現れた 私も母も審査委員ではなかったのだが、ずば抜けて上手だと思ったし、その荒波のような魅力高い堂々とした唄に私は惚れた。 そうやって大会を楽しんでいると、隣で着物を着替えている男性と出会った。 彼に話かけてみると、そのすご腕の民謡人は友達らしい。 すごい友達を持ってるものだと羨ましかった。

彼は私が話しかけても、少しめんどくさそうだったのだが、次の一言で形相が一変した。 「私は音戸の舟唄大会に出場してるんですけれども」  「 僕、音戸大好きなんですよー 一度出てみたいと思ってたんです」 それがじろうさんだった。 彼の音戸の舟唄の道は、私との出会いからが旅立ちとなった  彼は3回大会から現在の9回大会まで連続出場され、決勝進出を逃したのは、第7回大会だけという素晴らしい成績を収めている。 そして彼の友人である、あの安来節のプロ級と感じさせるすご腕の民謡仲間は、彼の誘いもあり第4回大会に初出場され、決勝に進めなかったものの、私や母にとっては、一生忘れることの出来ない素晴らしい音戸の舟唄を披露してくれた  

2012 1/29 音戸の舟唄全国大会 優秀賞の唄


私は、何も知らなかったが(後に知ることとなりましたが) 素晴らしい民謡人との出会いがあったのだった。 私があの時、お客様の助言を聞き、実行に移していなければ、この出会いはなかったですし、行ったとしても、満席でなければ、1階で観ていたことでしょう。 そして、じろうさんとも出会えなかったと思うのです。 まさしく、彼との出会いが、これから先の私の民謡人生に大きな人との出会いを演出してゆく切っ掛けとなったことは、私にとって、とても幸せなことでした。 じろうさん、心からありがとう すやまさん(すご腕の民謡人)ありがとう すやまさん、いつの日かもう一度、音戸の舟唄を聴かせてください。 私は毎年、あなたの唄を楽しみに待っているんですよ 

島根県って、本当にすごい民謡人がたくさんいるんですよね  第3話は隠岐の島での出会い編です お楽しみに  本日もありがとうございました 

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